【MtGモダン】ライブラリーアウトのちょっとした解説 Part2 天敵・構築編【青黒LO】

Part1を読んでいない方は是非先にお読み下さい。

みんなー!この記事を書いていたらホガークと物あさりがBANされていたライブラリーアウト解説記事のPart2がはじまるよー!

どさくさに紛れて石鍛冶解禁されてて泣いてる


今回はPart1で紹介しきれなかった採用カードや天敵、デッキリスト(旧時代のもの)や各種マッチアップ(あと数日で全く役に立たなくなる)を書いていきます。

1.採用カードPart2

墓所への乱入

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2黒で唱えられるインスタントで、自分or対戦相手の墓地からクリーチャーカードを全部追放し、その枚数×3点ライフゲインします。部族デッキ相手にそこそこ削ってから唱えることで42点くらい回復できたりすることも。最悪自分の墓地でも3点か6点はライフゲインできる。2~3積み。


精神の葬送

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1青黒で唱えられるソーサリーで、土地が4枚公開されるまでライブラリーの上からカードを公開し、それらを墓地に置きます。かなり運に左右されやすく、ライブラリーの上付近に土地カードが全くなければ20枚以上削れることもある反面、土地が4枚めくれて終了という事も。0~3積み。


残忍な切断

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探査付きの4黒で唱えられるインスタントで、確定除去です。催眠の宝珠で自分の墓地にある程度カードが落ちるため、大抵の場合黒だけで唱えられます。最序盤でどうしても除去したいクリーチャーが盤面にいる場合、面晶体のカニの誘発対象を自分にする事ですぐに撃てるようにする小テクがあります。0~2積み。


罠の橋

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不特定マナ3つで唱えられるアーティファクトで、こちらの手札の枚数より大きいパワーを持つクリーチャーは攻撃できなくなります。一般的なデッキではクリーチャーで攻撃する事による対戦相手のライフを0にする必要がありますが、このデッキはほとんどクリーチャーで攻撃する事がありません。そのため、手札の枚数に気を付ければロック状態に持ち込んでじっくりライブラリーを削ることができます。0~3積み。


滅び

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2黒黒で唱えられるソーサリーで、すごい全体除去。実は中央の黒いやつはど真ん中にはない。0~2積み。


バントゥ最後の算段

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1黒黒で唱えられるソーサリーで、滅びよりも軽い全体除去。ただしデメリットとして次のターンは土地がアンタップしない。一般的な構築では滅びが採用されるが、土地の枚数や相手の展開速度によっては滅びでは間に合わない事が多々あったため、こちらを採用。0~3積み。


対称な対応

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黒で唱えられるソーサリーで、お互いに山札の中から好きなカードをサーチしてトップに積み込めます。今まで書いてきたように、このデッキは相手のライブラリーを削る事が目的です。つまり、相手が何をトップに積み込もうが削り落してしまえば全く問題無し!このカードを使った小テクがいくつかあるため別記事で記入予定。0~4積み。


雲の宮殿、朧宮

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1マナ払うと手札に戻せる青マナ土地。よく「水辺の学舎、水面院」と間違われる。面晶体のカニと組み合わせると、手札に土地がなくとも毎ターン3枚削りの誘発が可能になります。黒マナしかでない土地状況でも疑似的に青マナを生み出したりもできる。0~1積み。


不敬な遺品

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不特定マナ1つで唱えられるアーティファクトで、対戦相手の墓地にクリーチャーカードが落ちたら1点回復できます。このデッキは相手のデッキを削るという性質上、クリーチャーにタコ殴りにされる事が多々あります。しかし、このカードを設置した後に10枚削ったりすると大抵3点くらい回復できるため、罠の橋設置を間に合わせたりできます。墓地に落ちる前の領域は問われないため、全体除去や(ほとんどないだろうけど)追放領域からでも誘発します。対部族デッキ最終兵器。0~4積み。


強行//突入

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青黒で唱えられるソーサリーで、8枚削れます。右側に書いてあるやつ?知らない子だねえ?不可思の一瞥のようなすぐに削れるカードを増やしたい時に最適。0~3積み。


殻船着の島

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出た時に自分のライブラリーのトップ4枚を見て、1枚を追放できる土地。自分or対戦相手のライブラリーが20枚以下の場合、追放したカードをタダで唱えられる。先述した強行//突入を追放していた場合、強行もしくは突入のどちらかを唱えられる。油断している相手の墓地からデカブツを釣り上げて突っ込ませよう!0~2積み。


根絶

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黒で唱えられるインスタントで、外科的摘出のような効果を持つ。刹那を持っているため、ほとんどの場合妨害されない外科的摘出となる。追放する挙動は微妙に異なり、外科的摘出は追放する枚数に制限は無いが、こちらは少なくとも墓地からは全て追放しなければならない。0~3積み。

ここからはメインではあまり見ないカードやサイドボードに採用されるようなカードを紹介。


貪欲な罠

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2黒黒で唱えられるインスタントで、自分or対戦相手の墓地から全てのカードを追放する。ただし、3枚以上のカードが墓地に落ちている場合タダで唱えられる。不可思の一瞥や書庫の罠などで調子に乗って削りまくり、ヤバいカードが墓地に落ちてしまった時の保険に使える。0~4積み。


虚空の力線

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2黒黒で唱えられるエンチャントで、対戦相手の墓地にカードが落ちる場合、代わりに追放する。最大の注目点はゲーム開始時に手札にあればタダで置けるため、先述の貪欲な罠を毎ターン構えずとも安心してライブラリーを削る事に専念できる。後引きが最大の難点。0~4積み。


漂流

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5青で唱えられる探査付きソーサリーで、土地でないパーマネントをデッキのトップに置ける。残忍な切断のように大抵は青で唱えられる。虚空の杯や神聖な力線用に。0~2積み。


ジェイスの幻

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青で唱えられるクリーチャーで、1/1の飛行持ち。ただし、対戦相手の墓地に10枚以上のカードがある場合、+4/+4の修正を受けて5/5飛行のトンデモスペックになる。こいつで4回殴って勝つこともたまにある。0~4積み。


躁の書記官

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1青で唱えられるクリーチャーで、出た時に対戦相手のライブラリーを3枚削る。相手のアップキープ時に自分の墓地にソーサリーとか土地とかで4種類以上のカードタイプがある場合、3枚削る能力付き。グダグダになった時にずっと3枚削り続けてくれる。0~3枚積み。


2.ライブラリーアウトの天敵

一見最強に見えるこのデッキにも天敵が存在します。というか何も考えずに削ると大体こいつらがコンニチハします。

引き裂かれし永劫、エムラクール

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墓地に落ちると墓地のカードがライブラリーに戻ります。これまでの努力が台無し。嫌いとか宇宙シイタケとか言ってますけどPCの壁紙にするくらい好きだったりもする。外科的摘出でなんとかしよう。


弧光のフェニックス、復讐蔦、恐血鬼など

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墓地から戦場に戻ってくる系のカード。返しのターンでいきなり12点パンチとか食らう事もあるため、初動には気を付けよう!メイン戦?知らん!


弾けるドレイク

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20点を超えるパワーでワンパンして来る時がある。気を付けようがないけど気を付けよう!


這い寄る恐怖

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3黒のソーサリーで3点ドレインだが、墓地に落ちた時に追放すればタダで同じ効果が得られる。ドレッジ戦ではこいつにも注意しながら削ろう。


タルモゴイフ

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出された時にはもう6/7。

神聖の力線

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諦めましょう。


というわけにもいかないので、躁の書記官や催眠の宝珠で削りつつ、残響する真実などで手札にバウンスし、外科的摘出で丸ごと対処してしまいましょう。メイン戦で出されてもなんとかなるように、漂流でも1枚メインに刺しておきましょう。

ドミナリアの英雄、テフェリー

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せっかくライブラリーを0枚にしても、-3の対象をこのカード自身にする事により敗北条件を満たせなくなります。インスタントタイミングで削り取ろう。

試練に臨むギデオン

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0能力による紋章を得られてしまうと、このカード自身を戦場から別の場所に移動させつつ削り切ったうえで相手にドローさせなければいけません。しかも、ギデオン・プレインズウォーカーであればなんでも構わないため、ゼンディカーの同盟者、ギデオンが戦場に居ても紋章の条件を満たします。どうにかしてバウンスなり破壊なりして紋章の条件を満たさないようにしましょう。

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他にも天敵はいますが今回はここまで。そのうち加筆するかも。
思ったよりも文字数が膨れてしまったため、デッキリストとマッチアップはPart3で書くことにします。みんなも天敵に気を付けながら削ろうな!もし何か疑問点とかご指摘があればTwitterで教えてくれよな!待ってるぜ!


→Part3ができました。

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