【MtGパイオニア】ライブラリーアウトのちょっとした解説 Part11 KOS編【青黒LO】

Part1・前回の記事を読んでいない方は是非先にお読み下さい。

→パイオニアの初回記事です。

→モダンの最新記事です。

例によってその日の大会結果をその日のうちに書いています(投稿するのは月曜日だけどね)。前回から微妙に変わったデッキリストはこちら。

Part11で使う

トナプラで緑単ストンピィみたいなデッキと対戦した時にメインボードに全体除去がないせいで普通に負けたので、全体-4/-4修正&3マナ以下の呪文踏み倒しができるヤヘンニの巧技を採用しました。その枠として、スフィンクスの後見の8枚目はさすがに多いのでは?という事で心理腐食を1枚、あと1枚の枠をどうするか迷った結果アグロ相手には少し効かなさそうな一瞬を抜きました。実際にヤヘンニの巧技を使ってみると、除去や打消しを構えることによって手札でお留守番をしているスフィンクスの後見を自然な流れで置く事ができ、中々良さげな感触でございましたことよホホホ。

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サイドボードの変更点としては、死者の原野禁止により役目が終わった廃墟の地2枚の枠を古呪にすることでPWを多用するデッキへの対策枠へ。また、いるかいらないか良く分からなかった神秘ジェイスの枠をメインボードから追い出された一瞬にしています。

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そういうわけで一時的にフォーマットがスタンダードからパイオニアに変更されているKOS(Kansai Open Standard)に参加しました。

R1 ティムールエネルギー 後×× 0-2
メイン戦はpush3枚(2枚と最初のドローがpushだったかも)の手をキープするも、ならず者の精製屋のようなpush圏外のクリーチャーにボコボコされる。ヤヘンニの巧技で一度流したり墓所への乱入で18点ゲインしたりするも、世界を揺るがす者、ニッサによる3/3土地に殴られ続けて負け。
サイド戦は序盤に真髄の針でニッサを刺すも、厚かましい借り手によるバウンスに湖での水難を使わされたりした結果、4ドローを2回撃って回答を探しているうちにエネルギー関連クリーチャーやハイドロイド混成体に殴られて負け。途中墓所への乱入で24点ゲインと15点ゲインしているため、約60点分ボコボコにされている。


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砕骨の巨人や再燃するフェニックスなどの単品で優秀なクリーチャーも居たため、クリーチャーをほとんど採用していないこのデッキだとノーブロックで殴られ続けると死を受け入れるしかない。もっとヤヘンニの巧技積むか?
※豆知識:ヤヘンニの巧技の効果で墓所への乱入を唱えても、-4/-4修正されたクリーチャーたちはまだ墓地ではなく戦場に存在している。そのため、盤面のクリーチャー5体を流しつつ15点ゲイン!なんてことはできない。おとなしくスフィンクスの後見でも置こう。
→墓所への乱入を踏み倒してスタックに乗った時点で状況起因処理によりクリーチャーが死亡して墓地に行くため、盤面にいたクリーチャーも3点ゲインのタネにできるそうです(情報提供で今知った)(ありがとうございます)(今後もガバ理論があったらリプライとかコメント下さい)

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R2 青白コン 後×〇× 1-2
メイン戦は思考を築く者、ジェイス、5テフェ、ナーセットにより完全にマウントを取られてしまい負け。4ドローが腐ってしまったのが痛い。

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サイド1戦目は相手ターンのエンドに4ドローしようとしてターンを返そうとした時、こちらのエンドに時を超えた探索を唱えた事による探査コストで墓地枚数が減ってしまい軽減コストがおじゃんになる場面もあったが、なんとか英雄の破滅やサイドインした古呪でPWを処理。相手の残り枚数が19枚、こちらの残り体力6で盤面にはアーデンベイル城から出た1/1トークンが3体。手札には記憶の熟達者、ジェイスとスフィンクスの後見。スフィンクスの後見から唱えて打消しを使わせ、相手のマナが無くなったところにジェイスを着地させる。0能力で10枚削り、ターンを返して何も無ければ次のターンに0能力起動で勝ちという場面で相手投了。フィニッシャーってこういう事を言うんだなあ…

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サイド2戦目はPW処理したり打ち消されたり逆に打ち消したりしている間に、手札にはスフィンクスの後見。着地させようとする→打消し→湖での水難で打ち消し→さらに打消し→2枚目の湖での水難で意地になって着地させるも、事前に公開されていた解呪の存在を忘れておりスフィンクスの後見はあえなく破壊、しかも返したターンに太陽の勇者、エルズペスが着地してトークンに殴られて負け。4ドローでマーフォークの秘守りを引けていれば1ターンの猶予はあったが、無い物はしょうがない。時間制限いっぱいまで続いた試合だったとはいえ、打消し札の使い切りは明確なプレミっぽいので要反省。もちろん仮にエルズペスに対して湖での水難を撃ったとしても、他の打消し札で対応される可能性こそあるが、2枚の打消し札を吐かせている以上は対応されない可能性にかけるべきだった。

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R3 bye

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いつものように周辺をぶらついたりゲーセン行ったりして帰宅。


0-2とはいえ心理腐食でスフィンクスの後見の枚数を増やしたことにより、当然ながら以前よりも削る準備をしやすくなった。4ドローはどうしても後見を置いてから唱えたい…!と我慢する場面は無くなったように思う。あとヤヘンニの巧技が強い。感触としては悪くなさそうな感じだったため、ベースになるリストはこんな感じで良さそう。

そういうわけで今回はここまで。禁止改定も無いだろうしこのリストでしばらくトナプラ修行します。


~おまけ~

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青黒コントロールでも間違いではない。なぜならLOはアグロでありミッドレンジでありコントロールでありコンボでありカウンターバーンでもあるのだから…
にしても青白コン多いな。

~おまけ2~
大会中に「パイオニアでもLOですか!」と声を掛けてくださった方。ありがとうございます。パイオニアでもLOです。LOしか使えない(コンバットが下手)し、LOしか使わない(資産的な意味と嗜好)のです。これからも使い続けます。


→Part12ができました。パイオニアです。


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