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夢日記録♯030 帝の儀式と異形の胎児

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主人公:30代頃の男性。陰陽師みたいな職業。マリオギャラクシーみたいな特殊能力の付与された変身ができる。
カメラワーク:第三者視点

・シーン1
帝が延命の儀式を執り行うため、主人公たちは祭壇の警邏にあたっている。同僚には白い長髪の男と、仮面の男。それぞれが、敵が潜り込みそうな場所を警戒する。主人公は溶岩石が定期的に転がる場所を担当し、自らも岩石に変身してゴロゴロと崖を周回する。小さな障害も人間向けの落とし穴もスルーできるのが強みだ。カーブした道を通り過ぎると、祭壇を見下ろせる高台へと辿り着いた。変身を解いて、身を潜める。
低く響き渡る呪文の声。ドクンドクンと太鼓のような音が地面を揺らす。祭壇の前にそびえたつ、巨大な帝の姿と、同じく巨大な胎児。溶岩や松明に照らされて、禍々しい様相を呈している。
いったいこれが何の儀式だって?画像1

帝の体にヒビが入り、胎児が薄く目を開く。これは危険だ、と直感する。
「ゆめゆめ邪魔立てしようなぞ思うなよ。之は神儀ゆえ」
仲間の声が背後からかかる。白髪の彼は式神を従えて、今にも"こちらに"攻撃を仕掛けようとしている。
「帝様の命を永らえるには必要な事じゃ」
「……あれは何だ」
「帝様のご子息じゃ。物の怪に孕ませた、帝様の命の源」
「物の怪。成程ーー異形の子を贄に、帝が命を得ると」
「左様」
「子が目覚めたらどうなる。命を取り返そうとするのではないか。祭壇を見てみろ!」
「有事は起こらん。祭祀は十全に執り行っている。幾年も続けているのだ」
主人公は、異形の胎児が怖ろしくてならないようだ。
帝の体がカサカサと崩壊していく。胎児と主人公の視線が合う。これ以上は危険だ。
主人公は体を変異させて胎児に向かおうとするが、背後から仮面の男の毒針が襲い掛かり足止めされる。
「明らかに儀は失敗しているだろう!彼奴を抑えなければ!」
「ならぬ。帝様の邪魔は如何なる時もならんのじゃ!」
胎児をどうこうする前に仲間をさがらせなければ。こいつらと戦うつもりはないのだが、仲間たちにとっては自分が裏切者になるのだろう。仕方ない。入り組んだ地形を利用して、白髪と仮面が方々から襲い掛かってくる。

というあたりで目が覚めた。

*
・岩石が定期的に流れてくるのはなんかゼルダとかあのかんじだった
・仲間のうちで主人公だけ真実を知らされてなかったのはなんか理由があるんだろうか

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