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雑談*ヘイ尻、QOLあげて


n.
#ビロウな話 #雑な談
結論からいうと、「尻毛を処理するとストレスが減る」という話です。

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その年、健康診断に引っかかったので。
追試検査ではじめての内視鏡検査を体験することになった。
私「バリウム?のやつですか」
医者「違います。下剤飲むほうです」
私「カメラって、上からですか、下からですか」
医者「下からです。まあ詳しい準備やなんかについては受付で説明がありますので」
わんこそばのように次々来る受診者をさばくのは大変なんだろうなあ。健康診断の場ではあっさりと通達がなされるのみだ。

受付に戻ると、下剤の味や効果、便の変化について事細かに教えてくれた。健康診断の会場って、説明のためとはいえ部位とか処置についてあけすけに話されてちょっとびびる。とはいえ受付でも食事と排泄にかかわる説明だけだったので、当日の受診の流れはよくわからないままであった。

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説明を受けた事の他に、なにか気をつけることはあるのだろうか?
いまいち想像が働かないので、気軽に検索をしてみた。ふむふむ、病院の紹介ページで注意事項は、説明を受けたとおりだな…来院時間から交通時間も鑑みて服薬すること…ほかには服は着替えやすいものにする…なるほど。

やがて、来院者側の記事が目に入ってきた。「初めての内視鏡検査に先立って、お尻を含めたデリケートゾーンの毛をお手入れしました」という内容のもの。なるほど、確かに局部を人目にさらすという点で気に掛かる人もいるのだろう。そしてなにより、記事内に「気持ちが良かった」と記載されているのが興味をひいた。
今日すぐにとりかかれて、外からはわからず(失敗しても被害が少なかろう)、気持ちがよくなるなら試してみよう。その晩実行することにした。
(詳しい方法については専門の記事を検索してください)

結果、たしかに、気持ちがいい。
そして、今まで意識したことがなかった「ストレスの軽減」を感じることができた。

・用を足した後にお尻がひりつくような感覚がなくなった
下着の装着感覚がよくなった
・座り作業でイライラすることが減った

書いてみれば「そりゃそうだろう」という感じなんだけど、そんなところに毛が生えてるってことも自覚していなかったし、それで不都合が生まれてるってことも知らなかった。
そうかー、これって毛が生えてたからだったんだ!という目からウロコ状態に。
毎日の動作が軽くなるのは実感として生活の質の底上げに繋がる。もともと皮膚が弱くかぶれやすい体質なのもあって、手入れによって皮膚の状態が良好に保たれるというのはかなり嬉しい効果だった。

それから診察の日まで、毛の存在を感じるたびに処理を続けていた。
そして、いざ当日も内視鏡検査の結果は問題なく、皮膚の状態についても「このままケアを続けてください」との評をもらった。

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……という記事を下書きにしたままそれなりの月日が経ってしまったのだけど、在宅作業の傾向がみられるいまの時期に、ふとこの記事を思い出したのだった。
「座り作業のイライラが減る」のって、あの時よりも価値が高まってるかもしれないな、と思い立ったのだ。
食生活の変化が表れやすい場所でもあるので、今一度、あなたも振り返ってはいかがだろうか。尻だけに。


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