新参が見た、あまりにも真剣すぎるVTuber事務所・RIOT MUSIC 【RIOT MUSICアドベントカレンダー2023・11日目】
(アドベントカレンダー、古参の方々が集う中、このような新参に筆を執らせていただけたこと、本当にありがとうございます。主催のヤンさんに感謝……🙏)
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はじめに
こんにちは、バーチャルなユーチューバーを応援しながら生きています、ろぷと申します🙇♂️
突然ですがみなさん、RIOT MUSICをご存知でしょうか。
ざっというと、活動のスタイルに応じた4つのサブレーベルから成る、ガチのマジで"音楽に真剣な"VTuber事務所です。
僕は今年の8月ごろにこの事務所とそこに所属するVTuber(VSinger)の皆さんを知り、気が付けばその熱量に魅せられて今に至っています。
というわけで今回は、新参なりに、新鮮な気持ちで、この数ヶ月でRIOT MUSICにびっくりさせられたところを大きく4つに分けて書き散らしていこうと思います🏃
1.なんかもうよくわかんないくらいうまい生歌
まあまあ、まずはこちらをお聴きください。百聞は一見にしかず……聞いてもらうから百聞は一聞にしかず?
(歌っているのは、レーベル"Blitz Wingから"「松永依織」さん。プロフはこちら👇ぽしゃけとラーメン、特に一蘭が大好きな、オタクに優しいギャル。どちゃどちゃにかわいい。こんなお姉ちゃんがほしかったよ……)
一切の加工もMIXも入ってない、生の歌声がこちらになります。
初めて歌枠にお邪魔した日、あんまりにもうますぎて配信ではなくMVを流しているかと勘違いしそうになったくらいでした。音楽に注力した事務所であることを考慮しても、こんなに鳥肌立ちまくりの歌枠を日常的にやっているところはなかなかないのではないでしょうか🤔
当然何もしないでこのクオリティを保っているわけではなく、シンガーひとりひとりの"ツイッター"(思想)を追っていると、とにかく喉に気を遣っていたり、日夜ボイトレに通っていたり、とにかく歌では誰にも負けたくない!という気持ちが伝わってきます。いやー、推しポイントですね……オタクはがんばる姿に弱い生き物……
2.自由すぎる選曲
歌に力を入れるVは数多しといえども、僕が初見のときに腰を抜かしたのはこの箱に所属しているタレントさんたちの「選曲」でした。
とりあえず、まっさらな気持ちでお聴きください。
(歌っているのは、レーベル"化ケドル"から、髑髏てにすさん。プロフはこちら👇今年デビューの大型新人。キレキレのトークと透き通る歌声のギャップ、にじみ出る人柄の良さ、イマジンブレイカー宿してるレベルの不幸体質などなど書きたいことだらけだけど今回は割愛……!)
このセトリはなに???
この枠で一番新しい曲のリリースは10年前だし、令和より昭和の曲の方が多いし、JPOP歌うか〜といって歌い出したのは相対性理論の地獄先生だし。普通Vの歌枠でJPOP→地獄先生は2手では繋がらないんですよ🤔
とにかくRIOT MUSICの歌枠では、チャンネルにもよりますが、一般的な歌枠ではまず歌われなさそうな懐かしの名曲、音楽をちゃんと好きでないと出会わないであろうアーティスト、知る人ぞ知るボカロ曲などがかなり高頻度で歌われます。つまり、所属するシンガーが揃いも揃って音楽通、音楽に真剣な人ばかりというわけです。
その影響か、RIOTはリスナーさんたちもかなり音楽に詳しい人が多いように思います。もともと音楽が好きな人にとっては本当にたまらない空間だし、そうでなかったとしてもこの歌枠を追い続けてたらそりゃ音楽好きになっちゃうでしょう🎧
当然、歌ってみた動画の選曲も
(歌っているのは、"Blitz Wing"から「蜜乃木ジル」さん。プロフはこちら👇一番最近にデビューしたピカピカの新人さん。この方の椎名林檎カバー、本当に安らぎ効果が半端じゃないです。高校の帰りとかによく聴いてるのですが、バスを寝過ごしそうになります。半角混じりの独特の"ツイート"(思想)がとにかくかわいいヨ)
とか、
(歌っているのは、レーベル"汽元象レコード"から、長瀬有花さん。プロフはこちら👇捉えどころのない雰囲気と、飄々としているようであふれる人間味の両方が超いとおしい。チロルチョコと鳩をこよなく愛している。もう超・超いとおしい。)
とか。とにかく、センスが良すぎる。くるりって……
現在のVの歌みたって、同時期に同一の曲を色々な人がカバーして、その差異を楽しむ側面が強いと思うのですが、そのような状況の中このようにそれぞれのシンガーが自分のやりたい音楽に忠実に活動している雰囲気が、RIOTを応援してみたいと思った大きな理由の一つでもあります。
それと、前述のように音楽を愛する人たちの集まりだからでしょうか、カバーをする際の原曲へのリスペクトの仕方にも並々ならぬものがあります。原曲を大切にしながら自分の個性を織り込み、新しい世界を展開する、カバーという行為におけるシンプルにして最高のアプローチが完成していて、信用しかないのです……👍
3.オリ曲の本気度
まずはこの2枚のアルバムを聴けば、RIOT MUSICの雰囲気がだいたい掴めるかなと思います。
(一曲一曲について語りたいのはやまやまなのですが、今回は割愛!!)
僕が驚いたのは、いい意味で「VTuberの曲っぽくない」楽曲がとても多かったことです。
特に衝撃的だったのが、「全体曲」について。
「RIOT OF EMOTIONS」収録の「One for Everything」、「Re:volt」収録の「We Are Here」ともに、ゴリゴリのロックなんですよね。
全体曲って、ストリングスなどが前面に出た、いわゆるエモさを追求した楽曲が多いイメージがあったので、とても新鮮でした。そして、当たり前だけどめちゃくちゃかっこいい。必死に歌で存在を証明するシンガーたち、聴いたそばから体の内側からじわじわ暖色のオーラが湧いてくる感じ、まさに"RIOT"(衝動)ってかんじです。
その他それぞれの楽曲も、とんでもない変拍子の曲があったり、そうかと思えばアコースティックで素朴な楽曲があったり、とにかく「肩書きとか見た目とかじゃなく、まずはうちらの音を聴いていきな!」といったメッセージをひしひしと感じます。
4.現状に満足しない企画力
これは特に、タレントの中でもデジタルとフィジカルを行き来することができる方々(汽元象レコード・化ケドル所属メンバー)に顕著なのですが、とにかく今までになかった体験を追い求めようとする前のめりな姿勢がすごい。
初見時の感動を大事にしてほしいので詳細は伏せるのですが、街の中のおよそ音楽とは隔たれた様々な場所でライブを開催したり、昭和時代の教育番組に模した放送を行ったり、スイカゲームが流行った時期には音楽事務所なのに突然フィジカルの姿で季節感をかなぐり捨てたスイカ割りを始めることもありました。(❓)
(古き良きEテレを彷彿とさせる企画👇)
(意味不明にスイカを割り始めた回👇)
ちなみにこのスイカの人たち(化ケドル)の発想力は普段からえげつないものがあり、なんならデビュー前夜から暴れており、デビュー直前に行われたコミケでは約15万円で墓石を売り出していました。鮮烈なデビューですね。(白目)
特別なことはない普段の活動でも、毎回変わった縛りを設けた歌枠を行うなど、一回一回の配信を流れ作業にしない、リスナーを飽きさせないための創意工夫が常に欠かされません。本当に尊敬するばかりです。
おわりに
最後の方が少し駆け足になりましたが、新参なりに、この数ヶ月間でRIOT MUSICに驚かされた部分を紹介させていただきました。今回は一人一人をピックアップというよりかは箱全体の雰囲気について書く記事だったため、申し訳ないことに紹介しきれなかったレーベルやシンガーさんもたくさんいたのですが、どこも魅力的なこと、間違いなし!
音楽に真剣で、自分たちの道を貫く、上昇志向マシマシのRIOT MUSICをどうかよろしくお願いしますね🙇♂️
それでは、またお会いしましょ〜〜〜
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追記:いくつかのタグの追加、細部の加筆修正を行いました🙇♂️
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