諦めたらそこで試合終了--オムロン vs タニタの知財訴訟から学ぶ、権利の有効・無効(第14回)

連載第14回では、オムロンとタニタが「デュアル・スキャン」という商標の有効無効を巡って争った事件を例に、特許庁における審査と裁判所における判断との違いを説明しました。

商標であれば年間10万件以上、特許であれば年間30万件以上の出願が日本国特許庁にされています。これらを審査官が公平に判断するためにマニュアルが用意されており、必ずしも事案ごとの個別の事情を詳細に考慮して判断されるわけではなく、裁判所の審理では、当事者の主張次第でそうした詳細も考慮されることを解説しています。

自社でも知財への取り組みを深めてみたいとお感じになられた方はこちらからご連絡を戴けたらとおもいます。

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