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【RX 高岡】 2024.03.24 第7回しろさとTT 200km 3位タイム


概要

距離:198.32km(35周回)、コーナーなし、真っ平ら、路面キレイ
天候:晴れ スタート時5℃ほど、昼にかけて15℃、後半風あり
結果:4時間47分21秒(41.202km/h) 第3位

自己評価:★★★☆☆(3/5)

スタート時は寒かったけど、天候は良かった。
昨年11月の自己ベストには程遠いけど、①機材は良かった、②フォームも良くなっていると感じる、③ダメな部分もはっきりと認識できた、ので悪くはないと思っている。

レース

序盤

ウォーミングアップはダイナミックストレッチを少しやったくらいで、実走なし。その代わりリアルスタート前に1周流す区間があるので、それをウォーミングアップとする。

スタートして1周目はとにかくスロースタート。そこで15秒くらいロスしても後半にタレないようにつなげることを優先。
1周目は7’53。昨年より+6秒。まぁまぁか。問題はこの後巡航レベルがどうなるか。
2周目は7’40で、その後は14周目まで全て7'30台でまとめられた。これは非常に良い。Av 7'40で回ると4h28m。
4.5時間ギリというのは一つの大台と見ていて、そのペースで回れているのは予想外に良い。

1hで44.4km/h。昨年は45を越えていたので昨年よりは遅いが、11月のおきなわ前に仕上がっている段階と、寒くてレッグウォーマーつけて走っている今日を比較しようとは思っていない。

そう言えば、序盤たぶん1時間20分辺りだったと思うが、一度チェーンが外側に落ちた。外側だとシューズとギアの間にぶら下がるので、乗ったまま手でチェンを掴んでギアに乗せて上げて、数秒のロスで済んだ。

中盤

15〜20周は7’40台にラップタイムを落とす。前半の貯金があるので、このレベルで維持できれば悪くないと思い焦らない。パワー的に少し落ちているのと、風が少しずつ出てきてる。
2時間経過時(16周目)で89.2kmだったので、44.6km/h。まだ良い感じだ。
こんなスピードで200kmは絶対無理だろ、と思うけど、それはいつものことで、過去6回走っていて実際にムリなこともあったけど、最後まで走りきれた事もあった。過去やっているんだから今日もできないことはない、と自分に言い聞かせる。

異変が起きたのは21周目。
240W程度は維持していたパワーが220W台に落ちた。右脚に異変を感じていて、力が入らなくなっている。
こうなるとどうしようもない。ズルズル落ちると走る時間が長くなりキツくなるばかり。
なんとか8分10秒まででこらえて持ち直すか、と我慢してみるが、徐々に力が入らなくなり、24・25周目で崩壊。
8’29、8’38とラップを落とすと、もうこれは通常に身体が機能していないのは確か。

これは2年前にLOOK黒クリート(固定モード)で走った時と同じ感じ。当時も良いペースで巡航していたけど、途中でどうしようもない右腿前部の局所的な疲労により踏めなくなって、控室に戻ってシューズを交換してグレークリートで残りを走っていた。
今回も同じ感じで、グレークリートだけどペダリングを矯正する為にヒールインを抑えめのセッティングにしていたけど、それが固定クリートでの設定とほぼ同じに機能していた為だと感じた。

ほぼ右脚が機能していない状態になっていたので、これは一旦ピットインを決める。

終盤:ピットイン〜フィニッシュ

ラップタイムは9.5分まで落ちたので、27周目にストップついでにトイレして、控室に戻って右のクリート角度を微調整。若干ヒールインを許容する。

合計で約8分のロスタイムだった。

極度の筋疲労に陥った右脚はすぐには回復しない。27-30周は8分後半で脚の回復を待つ。
ちょうどRX三好さんが抜いていったので、ペースメーカーにして3周ほど走る。2mくらいラインを外して後ろを走る感じ。

徐々にラップタイムを戻していき30周目は8’35。脚が回復してきたので、そこからまた自分のペースで残り5周を走る。

8’10から最終周は7’34まで上げて終了。

平均パワーの推移
ラップタイムの推移

リザルト

各レースで一緒に走ることも多いいっちーが優勝。

1年前に敗北した北海道の高橋翔さんがDNFしたのは意外だった。

機材

今回は色々機材を変えた。
サドルはTT用のWATTからFLITE BOOSTへ。コレはロード用のショートサドルだけど、良かったから継続使用すると思う。

チェーンリングは58Tのシングル。駆動抵抗を考えてナローワイドではないものを。ARCというのは若干の楕円ギア。
ギア比的にリアも54Tの時よりも1枚大きくなるので、変速段差がより小さくなって非常に有効だった。
いつも14→15T(107.14%)のところが 15→16T(106.66%)に、もしくは15→16Tのところが16→17T(106.25%)になる。
楕円もこのくらいなら真円と使い分けてもさして気にならず。

Fホールはaerocoach Titanの100mmハイト。
今まではRoval CLX64だったけど、今回初めて100mmを導入。今日くらいの3m/s程度の微風なら全く問題にならず。これはしろさとTTでの武器になると思う。継続使用。

ボトルケージはELITEの新しいTT用Chrono CX。これも良かった。

前述したチェーン落ちがあったので、今後は脱落防止のチェーンガイドを使用予定。aerocoachに発注済み。

補給

気温低いので発汗量は少なくドリンクはそんなに飲まないだろうと思い、ダウンチューブのエアロボトルにはスピードジェルを4本入れた。このジェルはもともとかなりサラッとしているので、4本+水を入れたボトルはちょうど飲みやすくて良かった。
それ以外はポケットからジェルを一つ。
ドリンクはロングボトルを1本飲んだのみ。
相変わらず少ない。

この速度域だと補給動作もかなりロスになるので、トライアスロンで使うようなストロー付きの給水戦略は有効かもしれない、と優勝者のいっちーの装備を見て思った。

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