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2月13日(木)🍻🍻 風洞実験 ほか

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朝食:欧州は全般的にハムとチーズとパンが美味しい。あと朝食ではたいていフレッシュなオレンジジュースがついてくる。本当に機械で搾りたてのジュースが出てくるのは嬉しい。これだけあれば朝食としてはじゅうぶん。どんな安い宿の朝食やそこらへんで適当に入ったカフェでも、ここらへんの食材の基本的レベルが日本と比較にならないほど高いのが嬉しい。
けどベルギーはコーヒーはあまり美味しいと感じず。あと今回の宿ではベーコンと卵料理(スクランブルエッグ)はコレ以下はないというほどの残念さ。素材は良いけど調理は下手ということか。。


今日のメインイベントは風洞実験。これは施設使用時間を予約して行う。予約は午後だけどその前にBioracerで準備を。再びBioracer本社のここのスタジオで。

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Bioracerエアロという解析ツールを使用して前面投影面積を計測。これは面白い。
前に設置されたカメラで撮影した画像から前面投影面積がPCにリアルタイムで表示される。
それを元にソフトから想定速度と必要出力(W)が計算され、40km走った時のタイムに換算したりも出来る。
ここでは少し頭を下げたり手の位置を変えたり肘を曲げたり、色々動かすことによる変化がリアルタイムで確認出来るのが良い。
ただしここで確認できるのはあくまでも前面投影面積であり、実際の空気抵抗値ではない。それは午後の風洞実験で。
空気抵抗は速度の3乗で効いてくるので、Caleb ユアンやカヴェンディッシュが低い姿勢でスプリントする事のメリットの大きさを実際の数値で確認出来る。

トニー・マルティンの写真を見ながら、彼はエアロ的観点から見るとオールドスタイルなので特に優れてはいなくてパワーで勝負している、と言っていた。エアロを研究したポジションで結果に結びついている例としてイヴェネプールを挙げていた。たしかに、ジュニア時代にTTで勝った時のデータと昨年のデータを比較するとまったく別物。体力・脚力と同時にエアロを徹底追及するのがいかに重要かを身を以て経験。
そういう事例を見て、カンチェラーラも間違いなくオールドスタイルであり、もし現在のテクノロジーでフォームを変えてトレーニングしていたら全然違っただろうなと思った。仮に最新のフォームで同じパワー出せたとしたら+2km/hくらいの効果はあっただろうと思う。

一通りポジションによる前面投影面積の違いを頭に叩き込んで、どういうフォームで風洞実験をするかを決める。エアロを意識するあまりうまくペダリング出来ないとか維持できないとかではダメなので、ちょうどよいバランスのフォームで実験をする為の準備終了。

ここでランチブレーク。1本食べれば大満足という欧州のサンドイッチ。あれ、もう12:30。13時からの風洞実験に間に合わないんじゃないかと心配したら、「no worry. It’s not Japanese 1 o’clock.」と。だいたい1PMくらい、という感じだから15分くらい遅れるのはまったく問題ないと。いや、15分あったらあと何種類かテスト出来たんだけど、、

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ここはBike Valleyという、自転車関係のスタートアップ企業がシェアオフィス的に使えるようなスペースも備えた施設。
風洞実験するWind Tunnelはさすがに巨大で迫力がある。
↓はWind Tunnelの模型。

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バイクを設置。

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バイクが乗っている円盤の下に精密な秤があってバランスを計測しているらしい。

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やはり背中が曲がっている。

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↑Raceラインのワンピ。
↓EPICラインのワンピ。

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この姿勢を計測中(1.5分)ずっと維持する。写真手前にあるカメラが横からの画像を撮って目の前にグリッド線と枠線付で投影してくれるのでその枠内に身体が収まるようにしてポジションを保つ。

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今回計測したのは、ウェア5種類、ヘルメット3種類、足まわり4種類。くらいかな。
数値だけが独り歩きして拡散してしまうとアレなので、数値は控えるけど、ヘルメットは速度域の高いロードレースだったら多少重くてもエアロヘルメットを被るかなとかエアロソックスを履かない手はないな、とか思った。

計測が終わってから、Bioracerのキューさんが手配してくれたBike Valleyのすぐ隣にあるRidley本社見学を。
Eddy MerckxブランドのバイクとRidelyのバイクがズラッと並ぶ様は圧巻。
他ブランドの例にもれず、ここではフレームを作っておらずフレーム作る工場はアジアなんだけど。
塗装・検品・組付け・開発、などはここでされるらしい。

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塗装を待つフレームたち。

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昨年AG2Rが使用したバイクたち。

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カンペナールツのHour Recordマシン。

いやぁ今日も一日堪能。充実した一日だった。

こうして一日バイク三昧で過ごしてホテルに戻ったら17時過ぎ。一休みして飯食いに行きますかと。これ以上楽しい一日があるだろうか。
最後の晩餐も当然ながらベルギービールとベルギー料理で。
フリットとマヨネーズがやめられない止まらない。

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色々と身体に負担はかかってるんだろうな、、

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