見出し画像

【RX 高岡】 2021.07.11 JBCF石川ロードE1

レース前

前日のクリテで良い走りが出来たので、アップダウンのある距離の長いロードレースなら勝てるでしょ。当然優勝狙い。かなりの確率で勝てると思っていた。そういう時に限って勝てない。だからそう思わないようにしているんだけど、それでも今回は勝てるだろう。とまあレース前から負けは確定していたようなもの。

レース

前日は短時間ながらレースで100%出し切れるようにウォーミングアップでTSS67、レース・ダウンでもTSS61。その後試走で33と計161。十分すぎたので今日のアップは軽めにしてレース始まってから整える事に。

レースは13.6kmx5周の68km。

スクリーンショット 2021-07-11 17.18.48

2010年に一度だけ走っていて、その時はJPTでラスト1周で降ろされていたみたい。起伏があって苦手じゃないんだけど、思ったよりもバラけない。

朝会場入りした時は天気良かったんだが、、、

ローリングなしでスタートからレース開始。激烈に速いペースにはならず、問題なくついていける。天候は晴れだったのでコーナーも問題ない。
全5周だが1・3周目にポイント賞があったのであわよくばそれらも取りに行こうと思っていたけど、スタートしてみたらそんな余裕なし。

1周目からちょくちょく逃げは出来るけど、決定的な逃げにはならず。登り系レースではダントツで一番脚がある米谷選手がやはり強い。あとはMiNERVA-Asahiの選手とか昨日優勝の福田選手とか寺崎選手とか。
オレンジのチームとか湾岸とかは今日は存在感あまりなし。RXも3人出ていて、2周めまでは前方に居たけど、3周目以降はまこっちとハンさんの姿はほぼ見なかった。

2周目か3周目に福田選手+1名が逃げて、2名逃げ。そのうち1名が落ちてきて、先頭は福田選手1名。一人だしまだ距離があるからそんなに危機感は持っていなかったけど、3周目終わる時点で1分差。けっこう差が大きい。後ろも止まっているわけではないので、一人で逃げているにしてはかなり強い。組織だって追走できる感じでもないので、これは逃げ切るのかなと思った。

3周目がたぶん一番ペースが上がったんだけど、主に登り区間で牽引してたのは米谷選手。登り基調でハイペースで走らせたら一番強い。ただ皆を置き去りにする鋭いアタック→誰も追いつけない速度での巡航、とまではいいかないので、皆頑張ってついていく。そして同レベルで牽ける選手が居ないので集団が緩む、という感じなので先頭とのタイム差はそこまで詰まらない。

ところでスタート時は雨降っていなかった天気はレース中に急激に悪化して、かなりの雨が降って路面はウェットに。今日も75km/hは出るような下りは高速コースだけど、ウェットになって慎重にならざるを得ず。どうしてもまだウェット路面での落車したトラウマがあり、100%絶対に滑らないだろうという速度で走るので、どうしても先頭とは少し間が空いてしまう。その後の直線的な下りであったり、登り返しであったりで差を詰めてなんとかレースから脱落はしないようにするけど、無駄に脚を使ってしまう。
それでもリスクは取れない。というか、自身を持って下るようになるにはまだ時間がかかりそう。

逃げてる福田君とは以前一緒のレース走ったことあるけど、下りが速かった。このコンディションでの一人逃げは下りやコーナーが上手なのも必須。

個人的には諦めモードだったけど、4周目の登り区間で米谷追走のアタック。それで集団も活性化して逃してなるものかと全体的にペースアップ。4周完了で先頭と45秒差。追走の米谷はその間。タイム差のつまり方からしてこれは先頭も吸収できるんじゃないかという雰囲気に変わる。

S/F地点過ぎて右折してからの登りでペースが一気に上がり米谷を吸収。このペースアップで脚がある選手がはっきりと分かる。やっぱりBalbaの寺崎選手が強かった。私もこの頃にはそれなりに動けたから先頭から落ちることはないだろうと。

頂上前で米谷を吸収して下る。私は相変わらず後ろで遅れないように慎重に。

前に単独で逃げ続けていたBFYの福田も見えてきて、ラスト半周くらいで吸収。
完全に決まったかなと思っていたけど、これでレースは振り出しに。このままスプリントになだれ込めば勝てるチャンスあるのか。けどそこまで甘くないんだが。

決定的な動きは下り切り手前。MiNERVAの川勝選手が下りでアタックして勢いよくコーナーに突っ込んで一人逃げ。後ろは完全に見合って、すぐに差が広がった。複数人だったら違ったけど単独だったら捕まるだろうと思ったか。私は知らない選手だったので単独だったら捕まる、と読んで静観。下りからのアタックは今日の状況だと絶対に出来ないのでしょうがない。

かなりの勢いですっ飛んで行って登りに入って残り4kmでは既に30秒くらいの差に。そこから追いたいけど他人任せ、という集団の雰囲気で、ペースが上がらない。残念ながら今日の私の力だと何も出来ない。スプリントでは勝てない米谷が絶対に動くと思って注意するけど、周りも全員そういう感じ。本人も分かってて、自分からは動かない。自分含め皆が他人任せになっていて、勇気ある単独逃げはほぼ決まり。ラスト1kmあたりの登りに入るところで先頭に出てしまった。もう少し前からアタック乱発してのハイペースになった方が良かったけど、先頭はかなり硬直状態。ラスト1kmを切ってからBalbaの寺崎選手がかなりキレの良いアタックで飛び出す。後ろに5人ほど反応するが、追いつかず差が開く。私はまったくキレがなく、その5人にもつけないくらい。しかしゴールまでもう距離はないので、諦めずに前の5人目指して頑張る。

先頭川勝選手は見事な独走優勝。最後追い上げた寺崎選手が2位。数秒空いて3位争いは福田・米谷・池川・高岡という順番。
逃げ切った川勝選手は強い。アタックのキレが群を抜いていた寺崎選手。かなりの距離を1人で逃げてかつ捕まってからも着に絡んで3位の福田選手も強い。地脚を見せつけて最後も4位に入った米谷選手も強い。

自分の力は思ったよりも強くなく、期待した結果とは程遠いものとなってしまった。

雨でウェット路面のレースとなったけど、事故なくゴールできたのはなにより。

そしてやっぱり公道ロードレースは楽しい。

リザルト

スクリーンショット 2021-07-11 21.37.38


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?