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UCI Gran Fondo 2017 使用機材

■フレーム: TIME VXRS復刻版 サイズS
2007年のツールドおきなわで優勝したフレーム。一度手放してから再度欲しくなってworld starなるバージョンを買い直したけどそれも手放してしまった。その後色々なフレームが出て乗ってみた結果、やっぱり不朽の名作は永遠不滅だと思っていた矢先、限定数再販売するというので再々購入。スプリントの伸びが素晴らしい。
ワイヤーは全て外装。BBはスレッド。ヘッドはTime独自のスレッド式。トラディショナルな形だけどISP。永く乗ろうと思うフレーム。

■ハンドル: FSA New ERGO 420mm
いつもの深曲がりの400mmを使用していたけど1週間くらい前にやはり400mm幅が気になって420に戻した。でついでに久しぶりのNew ERGOに変更。ドロップ量(垂直方向の落差)としてはけっこうあるけど深さがやや足りないので、やっぱり今度はR950の420mm幅に戻そうと思った次第。

■ステム: S-Works SL Stem 12° 120mm
12°という絶妙な角度と細身な見た目とそこそこの重量(135gくらい)が気に入っている。
ステムの見た目は重要で、フレームとの相性もある。ZXRSはボリュームあるからTIME純正ステムがしっくりくるし、VXRSは逆に細身フレームだから純正よりも細いステムの方が似合うと思う。

■バーテープ: リザードスキン2.5mm デュアルカラー
日の丸カラーを狙って途中で色が切り替わるやつに変更。いつも好んで使う薄手のモノに比べると少し分厚いがヨーロッパの路面ではちょうど良いかなと。

■サイコン: Pioneer SGX-CA500
最近はずっとこれ一択。Garminは過去5個くらい買って4個くらい壊れたから。ホルダーはPioneer純正のモノ。Di2のサテライトスイッチ使用するならREC-Mountの両持ちホルダーが便利だけど、そうでなければ純正が一番軽量だと思う。

■サドル: Bontrager Serano RXL 138mm
サドルはFIZLI:K ALIANTE R1(もしくは00)とSeranoで迷っていたところだったがSeranoで落ち着きつつある。本当は128mmがベストなんだが、今はディスコンで138と148の二択になってしまったので、仕方なく138mm。

■ホイール: GOKISO 38mm GD2 / SOYO LATEX チューブ / Continental GrandPrix TT 23C

今回は日本代表チームとして出るので、ホイールも日本メーカーで行こうと思いGOKISOで。今更説明不要だと思うけど、①ハブの精度が高い②リムは剛性重視で重い③台湾メーカーのリムは自社で切削し直すほど高精度にこだわり④ある程度Continentalタイヤとの嵌合に特化してる?などが特徴のホイール。重さではない。よく回る。実測すると気絶しそうなほどに重いけど、実際に走り出してみるとそんなこと感じないし、不思議とこれまでのレースでもかなり良い成績が出せているから、性能としてはかなり高いのだろうと思う。
タイヤは転がり抵抗および重量的に究極を目指せば旧Supersonicだが、今回はフランスの舗装なのでパンクリスクを考えて、一応ベクトランの耐パンクベルトが入っているグランプリTTをチョイス。

ところで、こっち(フランス)の路面は日本よりも重いなぁと思った。表面が粗くて抵抗が大きいのではないか。欧州が主戦場のプロのロードチームが未だにチューブラータイヤをメインに使用しているのはそんな路面も関係しているのではないか。キレイな路面やLaboでの実験的数値で優れるクリンチャーよりも太いチューブラータイヤの方が快適に走れるような。来年の世界選手権はイタリアなので、チューブラータイヤも選択肢に入れよう。

■駆動系: Dura Ace 9100機械式

今回機械式を選択した理由は特にないけど、しいて言えばフレームがトラディショナルであったのとたまたまコンポが余っていたからとか海外遠征だからトラブルに強そうだからとか。
性能的には9150>9100>9000。9100を使うと9000系対比で劇的に性能が高まっていると思うが、それでもDi2を使うとやっぱりそれが最高だなと思う。シマノの完成度恐るべし。

■ブレーキ系: Dura Ace 9100

ブレーキに関しては9000からそこまでの進化は感じない。重くなっているしアームも明らかにゴッツくなっているので剛性・制動力は上がっているのは間違いないだろうけど、ここまでくるとボトルネックっはタイヤのグリップ力になってくるのでそこまでの制動力はなくても良いのではないかと思う。横への張り出しが少ないのとタイヤクリアランスが増えているのは◎。
ブレーキシューはGOKISOオリジナル。ラテックスチューブ使用者としては一番良くテストされて販売に至っている純正が安心。

■クランクセット: FC9000 × Pioneer ペダリングモニター / 172.5mm 53-39T

9100じゃなくってあえて9000。レース1週間前に交換。見た目的にもやっぱりシマノだ。実はそれまでカンパのSRMをつけていたが、世界の舞台ということで日本メーカーであるシマノ×Pioneerに拘った。ペダモニで取ったフルデータは先日のレースレポをご参照あれ。

チェーンはザイコーチェーン!

ギリギリに施工してもらい、ギアは綺麗にした状態で出国してフランスにてチェーンを装着。ワックスチェーン独特な感触。特に装着直後の流している時のドライブ音はそんなに静かではないけど、トルクかけた時の無抵抗感が好き。チェーン・ギアが汚れないので長持ちするし、500kmくらい走ったらSquirtワックスルブを塗布して一晩おけばまた良い感じに復活。
今回はレース前に200kmくらい走って、念のためレース前日にワックスルブを塗布したら、まだはじかれる感じがあったので200kmくらいの走行であればまだまだイケたかな。まぁチェーン表面ではなく重要なのは中のピンがワックスに浸かっていることなので。

■ペダル: Time I-Clic

モデル名は不明。いかんせんタイムは機構的に他に代え難いがベアリングの精度にかなりばらつきがあるので、当たり玉をレースに使うようにしている。と同時に今某メカニックと実験的にベアリング調整を試行錯誤しているので、今後は玉当たりバッチリのペダルで安定運用出来るようになると期待。

■ボトルケージ: Tacx Deva

長らくOGK製のボトルケージを愛用していた。カーボンで軽くてホールドもしっかりしていて値段も良心的だし。ところがチームオリジナルボトルとの相性が悪いので他を探して、コレになった。重量は1つで+10gになるが、安いし見た目良いしカラバリ豊富だしホールドも良いので気に入っている。

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という感じの完成車で7.5kgはないだろうという自転車。2003年くらいにデザインされた自転車でもまだまだ活躍出来る。来年もグランフォンドはこの自転車で臨もうかな。
移動は10年選手のSCICONで。

-完-

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