【高岡 亮寛】 2019.06.09 Mt.富士ヒルクライム

2006年くらいからほぼ毎年のように参加している大会。1時間ちょいの全力走という感じで毎年の力とコンディションを測るのにちょうど良い大会。たぶん、昨年ギリギリで1時間00分台だったのがベスト。いつかは1時間切ってみたいところ。

ウォーミングアップは30分ちょい。10分ほど一定勾配で登る坂を2回走っておしまい。小雨が降り続いており予報通り気温も低いので長くやっても身体が冷えてしまう。

作戦は、特になし。ただただ速い先頭に着いていって切れてからもギリギリで粘り続ける、というのは昨年やってみたが今年のコンディションではまったくついていけないのは明白なので、とりあえず頂上まで頑張ってみるのみ。

登っているとギリギリ寒くないくらいの気温の雨の中、7時スタート。
リアルスタートまでも無理せず走ったら後ろの方でスタートラインを越える。自然体で走っていたらどんどん順位を下げていき、1kmもいかずに切れる。後ろ見ると最後尾っぽい雰囲気の車がいたので、たぶん主催者選抜の最後尾になったのだろう。そこからは前の選手を目標にして淡々と走るのみ。今日もMIVROの選手とのランデブーが多かったかな。緩斜面ではMIVROがかなり速い。ただ急斜面だと私がダンシングで追いつく。時折追い抜いて先行する。けどまた緩斜面で追いつかれる。そうこうしながら10人くらいは抜けたかな?
19-20km地点までのスプリント区間は勾配がキツイのでそこで少しペースアップして一緒に走っていた2人を離して前の2人に追いつく。しばらくして後ろ見たら集団が。年代別の集団に追いつかれたか。年代別での優勝をかけた集団は当然速い。けどそこにはついていける。やはりヒルクライムとは言え平均4-5%であれば集団効果は甚大だ。とは言えいきなりかなりペースアップしたので最後の駐車場前の急坂前で少し離れる。しかし短い急勾配は得意なので、そこで追いついてラスト2kmくらいの平地へ。そこで当然速度が上がる。速度が上がると風を受けて寒い。しかも集団なので水しぶきがあたり余計に冷える。そんなわけで戦意喪失して平坦で集団を見送って、今日も1人でノロノロとゴール。最後踏ん張ってついていくか否かだけで1分くらいロスしたな。もうそんなことはどうでも良いタイムだけど。
手元のサイコンで1時間09分台。

そうそう、スタート15分前に気づいたんだけど、計測センサーを駐車場の車の中に忘れてしまった。よって今回正式結果には出ない。まぁデータはサイコンで取れるし、箸にも棒にもひっかからない順位だから良いか、って驚くほど冷静というか諦めが早かった。
というわけでリザルト探しても私は見つかりません。

ゴールしてすぐに震えが出るほどの寒さ。それなりに準備して下山グッズを詰め込んでおいて良かった。脚と足が寒かったが、上半身は万全の防寒で下れたので、厳しい下りだったけど無事に生還できた。

今年の富士HCは全体的に失敗で全く良い事がなかった。

あと3週間で立て直して6/30にはきっちりと走れるようにしよう。
そして今年はどちらかというとその2週間後のニセコで100%出せるように、気持ち的にそこをピークと見据えてやっていきたい。

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