見出し画像

【RX 高岡】 2020.11.22 大磯クリテリウム第1戦 エリート 優勝

レースの位置付け

都心から70分ほど(ただし渋滞があると2h)、自走だと70kmほどなので参加しやすい。距離短いけどその分高強度で集中して走れる。毎月開催なのでテーマや課題を決めて取り組める。けっこうレベル高いメンツが集まる。などなどトレーニングとして非常に有効なのでここ数年は冬場のトレーニングの核としているレース。

目標

目標は特に設けず。
過去優勝1回、3位が1回、かな。基本的に短時間の平地レースなので得意ではないけど、周回が短いのでそれなりに脚は使わされる。特に風が強いとバラバラになることも。そういうサバイバルな展開になっても必ず最後まで先頭に残りたい。

コース・メンバー

900m弱を30周。直角コーナー2、緩いクランクコーナー1、Uターン1。なので直線は最長でも400mほど。

実力的には留目が頭抜けているかな。あとはブリッツェンの小嶋とかT必勝とか鳥海とかSTINGERとか。あと山中湖の福田とかTomとか。敬称略。

RXからはハンさんと私の2名。

画像2

ウォーミングアップ

40分のレースなのでアップ重要。今回はそのために新兵器導入。
Feedback Sports Omunium なる前輪固定方式のローラーでアップを。
アップとしては90%程度のいつも練習でやっている強度で10−15分やるとたいていレース走る準備は出来る。その後に短いダッシュを3−4本入れれば申し分ないが、今回はそこまでやらず。TTで一度全力走っぽいのしたからいいかなと。

アップとしてはトータルで57分、43TSS程度。核は10分走で、296W。高ぶれするPMではないので、たぶん調子は良いんだろう。あまり信じてなかったけど。

画像1

展開

誰かがポイントレースって言ってたので、そうだと思って走ってたら途中でポイントではなく普通のレースだと知った。まぁどっちにせよ走り方は変わらないと思ってたから。

スタート後のペースアップはなるべく出力を平準化するように、あまり強いダッシュはせずに埋める。それで先頭が緩んだらブレーキせずに先頭の方に出るようにして、省エネを心がける。
5周目/30くらいに一人飛び出て、それを追って単独2番手。3−4秒の差が詰まらない。向かい風では詰めるけどUターンした後の追い風区間では差(距離ではなくタイム差)が広がっているのが分かる。ポイントレースだと思っていたので6周目を2番手通過。前に追いついて2人で行けば良い展開かなと思ったけど、なかなか追いつかず。全力ダッシュで追いつくにもまだ序盤だから自然体で走って、集団に追いつかれる。3周毎のポイントかと思ったけどジャンもならないのでおかしいなと思って集団内で確認したら、普通のロードレースに変更になったと。なるほど。

その後も省エネで走る。集団が緩んだら前に出る。スキあれば飛び出してみる。を繰り返して走る。幾度か数人の逃げが出来るけど決定打にはならず。今日の調子だと数秒ならダッシュしてブリッジできる感触はある。

S/F地点後の左コーナー2つからのクランクコーナーは非常に調子よく、コーナーでの減速は周りよりも良いと感じる。Good Year Eagle F1 Super Sports 28Cタイヤの特性か。ただ小田原コーナーの折返しは相変わらず遅い。Uターンというよりはその後の立ち上がり加速が遅いから少し離れてしまう。追い風なので間あいても焦らずに詰めてたいてい問題なく追いつくんだけど、毎周もったいないなぁと思い、走りながら少しずつ改善をしていく。

画像6

単独あるいは数人で何度も逃げが発生するけど、大きくは開かずにほどなく吸収される、を繰り返す。チャンスがあれば行くし、タイミング逃したら見送るけど、決して限界で反応できないという状況ではなく。どちらかと言うと、決定的な逃げが決まったら自力でブリッジ出来るくらいの自信はあった。

展開としてはブリッツェンの小嶋が終盤に少し単独で逃げていたけど、流れ的に決定だとはならないと感じていたので、あまり焦ってなかった。
無事に吸収してから残り周回減っていく中で緊張感が高まりつつ、順位を上げていく。終盤は気味悪いくらい動きが止まり、自分が前で力抜いて減速しても誰も前に出てこない。牽制しているのか、もしかしたら意外と皆キツイのか?と思うほど。

終盤になったら小田原コーナーはより集中して前との差を広げないようにして走り、ラスト2でうまく前方に上がれて残り1周に入るところで4番手。クランクコーナー抜けて3番手で、先頭がはけたタイミングで向かい風の中右から仕掛ける。かなりのロングスプリント。向かい風だからあまり距離があると皆追いたくないだろうし、最終コーナー曲がったらゴールまで追い風だから意外とイケる。過去2回くらい同じような場所から仕掛けて一着でゴールしているので、自分が行ける距離だというのはなんとなくわかっている。
しかしアタックした瞬間に左ふくらはぎが攣ってしまったので、無理やりギアかけて踏み倒すしか出来ず。そんなわけでキレがかなりないので一人がぴったりと後ろについてきた。その後ろまでは確認していないけど、速度的に加速し続けられている感じはあったので、後ろについているのも関係なく踏み続ける。苦手な小田原コーナー曲がってからはゴールまで全開もがきのみ。追い風でさらにギアをかけてもがいていたら、後ろからまくってくるどころか微妙に離れていく。

画像3

下を向き、というか後ろを見ながらもがいていて、後続からの追い上げがないままにゴールラインが近づいてきて、とうとうゴールラインの前で腰おろしてもがくのをやめるくらいの余裕を持って優勝できた。

スクリーンショット 2020-11-24 0.32.28

反省点

昼に出た特別種目の個人TTは余計だったな。ヤマケンが優勝したので嬉しいけど、個人的にはAV 248W、最大心拍数は149bpmという、なんとも意味のない走りをしてしまった。ウォーミングアップくらいにはなったか?

小田原コーナー(折返しターン)の立ち上がりが引き続き遅すぎたので、次回からはそこをもっと注意していこう。

機材等

画像5

SL7+Rapide CLX

たぶん、このホイールが今までで一番速いんじゃないかと思う。オールラウンドで最強だから、来年のレース用タイヤはクリンチャータイヤ&ラテックスチューブ前提で考えようかなと思う。

終わりに

楽しかったレース。
21シーズンに向けて他とのコンフリクトがなければ毎月参加していく予定。

これからも応援よろしくお願いいたします。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?