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【高岡 亮寛】 2019.05.06 高石杯関東地域ロードレース

GW最初のJBCF E1と同じく群馬CSCを90kmのレース。

チームからはまこっちと2人のみ。車連主催の由緒ある大会なので是非勝ちたい。JBCFも勝ちを狙っていたけど天候へ対応出来なかった。今度こそは。
ヴェントスの高木みっちー、岩島君、あたりは要注意かな。あと鈴木真理君も!

9時からまこっちと2人でコース試走でウォーミングアップ。3周を32分ほどで。ちょうど良い感じで10時スタート。

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(背格好が私と似ているけど、前がパンクDNFだったまこっち)

序盤のドンパチは苦手なので積極的には乗らず、コレはヤバイなと思う逃げには対応出来るように前方キープ。中盤から少しずつ前の動きに乗るようにする。組織だった動きがなく戦略的にチームとしてレースを組み立てられる事はほぼないホビーレースでは、アタックが決まりやすいのは単純に 終盤>中盤>序盤、となる。これは走っている選手たちの出せる出力レベルが落ちていく為。中盤以降でうっかり逃げが出来てしまうと意外と後続集団に追走する力がないとかあり得るので、それに注意。逆にちょっとしたタイムギャップを得られれば逃げ切れるチャンスも生じるので、スキあらば逃げも狙う。
小さな動きは幾度となくあって問題なく反応できていた。
登りでペース落とさない意識で走っていたら少し後ろと離れる場面もあったので、今日はイケるのかな?と感じた時もあった。

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決定的な動きが出来たのはこの局面だったと思う。真理君が登り口で教え子たち(?)にサインを出したのが見えたので備える。今までとは違う強度で登りを上げていくのでしっかりとついていく。まぁ当然、悲しいかな、往年のトッププロの出力ではないので問題なくついていけた。
これで人数が絞られた。少人数での逃げとしたいので積極的に声かけて逃げを決定づけたい。実力・実績的に怖い岩島君が入っていなかったのでこのまま行きたいところだったけど、単独(か少人数)でブリッジしてきた。
その動きも結局吸収されたけど、逃げ〜集団追走、で縦長になっているケースが多かったのでペースは遅くはなく、集団で走っている選手たちにもそれなりにキツイ展開になっていたかな?
全く天候が違うので参考にはならないけど、ゴールタイムは先週のE1よりも4.5分速かった。

はっきりとは覚えていないが、たしか10/15周目だったと思うが、5人の逃げが決まる。武井裕(VC福岡)、高木(Ventos)、公文(エルドラード)、西谷(Ovest)。公文さんって知らなかったけど、あとは知ったメンツ。残り周回考えても行くしかない。でラスト5周だったかな。
はじめは20秒とか微妙な差だったのでとりあえず40秒くらいまでは広げたい。ここで頑張っても千切られる心配はほぼないので、積極的に逃げを決定的にするべく走る。このくらいの人数だとうまく回って走りやすい。
展開的に脚がある人達が前で展開してタイミングというかは登りペースアップで実力順に逃げが発生した感じなので、これでキマリかなと思ったけど、簡単には広がらない。1分あれば安心して走れるんだが。
スプリントになったら高木君と武井さんが手強い(実はレース中武井=VC福岡って知らなくて誰かわからなかったけど、、)。けど逃げ巡航しながら登りのペースアップで高木君は切れると分かった。西谷さんも必ず同調してくるから、登りアタックで3人に減らせばぐっと勝率が上がる。そんな事を考えながら周回を重ね、後続とは1分程度の差に。シメシメ。

自分の脚がなくなってもダメだけど、脚質的に何度もじわじわとダメージ与えた方がライバル達より優位になれると思うので、楽をさせない走りをする。あまりゴールが近づいて「これさえ乗り切れば」と思われてしまうのも嫌なので、ラスト3からは徐々に攻撃開始しようと。
登りで今までよりも力入れて登ってみる。2人脱落させてゴールを目指すのが狙い。そしたら単独になってしまった。。そして意外と登り一つで後ろと大きなギャップが出来た。ここで力使って戻ってももったいないので、とりあえず単独で逃げる。群馬CSC2周強を単独ってキツイ。想定外だった。
ホームストレートにきて14秒差。後ろ見るとそれなりの差なので、イケるところまで行ってみる。追いつかれたら涼しい顔して遅かったねなんていう余裕見せてやろうとか思いながらも全力で。

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全力疾走

ラスト2になって下り終えて35秒に広がっていた。そして登り終えて40秒ほど。逃げの時、アップダウンの方がリズムを作って走りやすいが平坦が一番しんどい。バックからホームストレートが一番キツイ。逃げている時は心を無にして集中するに限る。そんでラスト1周もがんばり、無事逃げ切り勝ち。

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一緒に逃げた4名は最後牽制がはいったようで、メイン集団に飲み込まれる直前に逃げ切りゴールで2〜5位だったようで。
↓ あれ、1人だけ後ろから飛び出して追いつきかけていたのかな。

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取り急ぎ、レース展開のレポートまで。

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クリテリウムとかタイムトライアルとかエンデューロとか、色々出るけど、やっぱり一番好きで得意なロードレースでの優勝はいつでも格別。
引き続きポーランドおよびおきなわでの好結果を目指して楽しんでいきます。応援どうぞよろしくお願いいたします。


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