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【RX 高岡】 2019.09.21 経済産業大臣旗ロードレース(E1)

E1クラス 12kmx9周=108km

JBCFのレースは昨年参加なし。今季は4月の群馬に続いて2戦目。群馬ではみぞれ混じる寒さでDNFだったので、今度こそは。

11:20と遅い時間のスタート。台風の影響か出走は70数名と少なめだったので下りに入る頃には先頭の方へ出られた。程よい速度のローリングスタートで下り終えて登り返しからリアルスタート。
スタート直後からの動きには落ち着いて対処。とにかくジェットコースターのようなコースなので前方からポジションを落とさないようにして安全に下りながらコースを思い出す1/9周目。
昨日までの雨予報90%に反して奇跡的に降雨とならなかったので下りはドライで問題なし。登りも一周目から落ち着いて対処出来ていた。
ちょこちょこした動きがあるが決定的なのはなく。

大きな動きが出来たのは4/9周目の後半。下り区間で4名ほどが前に抜ける。10番手くらいにいたので見えていたがまこっちが下りでするするっと抜け出して前に合流。そこで後ろの脚が止まって、登り区間から5名の先行を許す。かなりペースが落ちて4周完了時点で40秒ほどの差に。2・3周目のラップタイムが18’50くらいだったのが4周目は登りで脚が止まってしまったので20分を越えた。その後に差が1分まで開く。これで後ろがサイクリングになってしまってはつまらないのでそれ以上開かないように適当にローテを回す。

えっ、チームメートのまこっちが前に居るのに詰めるのは非情?
1/5なわけだし、このままいけば確実にまこっちが勝てるというわけではない。一番この逃げを活かせるのは、少人数でブリッジして10人未満の逃げにRX から2人入るという展開。だからまだまだレースを終わらせない。

5/9周目は19分くらいで走り前との差が25秒くらいまで詰まる。ちょっとこの詰まりかたからすると前は相当ペースダウンしているみたいだ。6/9周目の前半で前4人をキャッチ。やはりその周が一番活性化していてラップタイムが速かった。まだまだ集団の人数が多いので、そろそろ人数を絞っていかねばと動いてみるが、なかなか抜け出すには至らず。けっこう登りきついこーすなんだけど、意外と皆平気でついてくるのね。E1も思っていたよりレベル高いなぁ。
登りでアタックかかり活性化する。遅れる事はなく問題なく対処出来るけど、けっこう他の人達も強い。
一番マークしてた寺崎君見たら登りで息一つ乱してる感じなく涼しい顔で走ってる。あれは絶対にフェイクで余裕を見せて相手にプレッシャーを与えているに違いない。

7/9周目は一旦少し下りでポジション下げたりして様子を見る。寺崎君のバルバが数多いし脚もありそうでよく動いている。
そうこうしているうちにあと2周かぁ。こんなに大人数で周回重ねると予想してなかった。
ここからは継続的に攻撃仕掛けて逃げのチャンスを作る。逃げ狙ってアタックしてもかなりマークされてそうで逃してもらうのは簡単ではないから、どれが本気かわからないくらい何度もちょくちょく仕掛けて、そのうちに抜け出せるチャンスが出来たら躊躇なくいこう。人数たくさんいるけどそろそろ脚にきてるはず。本気で踏みに行ったらそう多くは残らないだろう、と自分を信じていくしかない。

8/9周目の下り区間の後半でペースを上げて下る。後ろと少しの差、ほんの2−3秒だと思う、ができて三段坂へ向かう。下り終えて登りに入る前の緩斜面から本気の踏みに入る。2−3秒の差が5−6秒の差に。後ろからここに乗ってきたのはフィッツ吉田君の一人だけ。ここは後ろを見ず・躊躇せず自分の力で踏み切る。
登り途中で振り返ってみたら差が開いている。もうここは勝負しかない。全力で逃げる事しか考えずに踏む。登りでは吉田君キツそうだけど、このコースを考えたら平地と下り区間で一人いてくれるだけでだいぶ違う。どのみちラストの登りで千切る事は出来るだろうし。
なので先頭交代の配分などはどうでも良くとにかく後ろから逃げ切る事が優先。

ラスト1周に2人で入る頃に35−40秒くらいの差だったか。余裕ではないけどペースダウンしなければイケるかも、という差。下り基調のアップダウンを落ち着いて先頭交代しながらこなし、差は30−40秒くらいを保って最後の坂へ。ここは全力でいくしかない。たぶん、調子良くって自信があったんだろう。あと、秩父宮杯で抑えて走って失敗しているので、負けるにしても全力出して負けたいという思いもあったのかも。とにかくかなり積極的に自分の力で勝ちに行った。

予定通り頂上前の急坂で吉田君を振り切って、あとはゴールまでTTの如く走って、無事優勝。

ラスト2周の前は集団が大きくて皆登りのペースアップでもしっかり反応しているので今日勝つのは難しいかなと思ったけど、そこから気持ちを入れ替えて攻めの姿勢で走れたのが良かったと思う。また秩父宮杯での失敗をここに活かすことが出来たとも思う。

いつでもロードレースで勝つことは最高に気持ち良い。
またこれを味わえるように、楽しみながら努力を続けよう。

引き続きの応援よろしくお願いいたします。

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