【RX 高岡】 2019.11.16 東京都選手権ロードレース
【作戦・抱負】
1.5kmx20周=30kmのショートレースなのでゴールスプリント狙い。混走でスタートだが東京都登録選手の最上位は東京都チャンピオンの称号と50,000円の賞金があるので、それを意識して走る。万一逃げが決まってもそれが都外の登録者であれば見逃しても良いかなと。
スプリントは自分がやるので、チーム員全員にゴール前に集団前方でトレインを組んで一列に伸びたところからの先行であれば勝負出来ると思う。問題はトレイン組めるか。
ヤマケン、まこっち、もやっしー、松尾、高岡の5名出走。
【序盤】
75km自走しての14:15スタートだからアップはじゅうぶん。チーム員も積極的に前で回してくれてそんなにペースが緩むことなく進む。アタックが散発するも集団がペース落とさないのでそのうち吸収される。チーム員が多いので安心感がある。
いつもは序盤にペース上がるとギリギリになって、千切れはしないけど集団後方まで下がってペース落ちるまで我慢する事多いんだけど、今日はそこまで限界感はない。やっぱり100%に仕上げたおきなわから6日しかたってないからまだ顕著にパフォーマンスは落ちていないか。
【中盤】
ラスト10周を切って7周くらい、あと10kmくらいかなというあたりで松尾に声かけて後ろにいる旨伝える。もうこのまま前方キープで松尾を信用して最後まで行こうかと。
ラスト5になったくらいの周回だと思う。グラウンドを大きく左に回ってから右に緩く登りながらゴールラインに向かう登り口で突然右後方から突撃されて、、、
全く不意の事で視界に入っていなかったから状況わからないけど右から突っ込まれて左端の方へ吹き飛んでコース外の芝生に横たわっていた。
【落車→救急車で病院へ】
左腕が動かない。肘から先の感覚がなく痛すぎて全く動かせない。あぁこれが骨折かとすぐに悟った。主催者の方々およびチーム員が来てくれてサポートしてくれる。ほんとにチーム員が居てくれて嬉しかった。涙が出た。あ、その涙はただ痛くて出てただけか、、
とにかく動けないので救急車が来るのを待つのみ。痛みで熱が38℃以上出てた。呼吸が落ち着かなくて過呼吸になるから深呼吸をと言われて試みるが、うまくいかず。肘から先が強烈に痛くて痺れている。時間が経って収まるどころか一時痛みがヒドくなってくる。とにかく痛み止めを〜と懇願するも急患で診てもらわないと出してもらえないと。
1時間以上たって救急車が来て無事搬送される。社内でようやく呼吸が落ち着いた。それで痺れも急にひいて感覚が戻る。それでも痛くて動かせない状況は変わりなく。
ワンピをハサミで切る。下肢の擦過傷のゴミを除去する為に水かけて歯ブラシでこする。痛みを覚悟していたが、肘の痛みがひど過ぎて相対的にあまり痛く感じず意外。
レントゲン撮って肘および手首の骨折を確認。
病院・先生の空きがなく手術はできないので片腕切って臀部にもハサミで穴開けたワンピのままヤマケンの車で自宅に帰る。
色々な考えが有りすぎてここに書き記せないが、本当にチーム員にサポートされて無事帰宅できたことに感謝してもしきれない。
どうもありがとう
しばらく戦線離脱するけど、目標は変えずに、必ず強くなって復活してやる。
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