見出し画像

【RX 高岡】 2021.01.17 大磯クリテ第3戦

レースの位置付け

コロナの影響で軒並み予定していたレースがキャンセルになる中での開催。せっかくレース出るのでばっちりコンディションを合わせて臨む。40分ほどで終わるレースで坂がなくダッシュの繰り返し、という冬の苦手強化の為に最適なレース。

目標

第1戦優勝、第2戦4位、ときているので是非優勝を狙いたい。けどポイントレースなので高強度の中でもスプリントを繰り返す、その練習が出来ていないので、そんなにうまくは行かないだろうな、、、

先に開催される特別戦のエリミネーションは、はじめての試みなので勝手がわからないが、これもダッシュの連続で良い練習になるだろうから長く残って最後もがきたい、くらいな感じ。

コース・メンバー

エリミネーションは知らなかったんだけど、1周330m!直角コーナー4回、折返し1回という超ショートコース。コーナーと立ち上がりしかない。
メンバーはざっとエントリーリスト見たけど、うわぁーっていう強豪は不在。あ、埼玉DReveの選手が一人いたなぁ。

エリートレースの方では弱虫ペダルの西谷さんとかSBCのゲンタとか大学生とか。あと蠣崎選手ってU23でエカーズの選手かな?聞いたこと有る。山中湖にいた福田君もいるなぁ。程度の認識。

ウォーミングアップ

今回も65km自走で、途中6.45kmの平地で全力走。前回は305Wくらいだった。今日は途中信号ストップ2回でパワー落ちて295Wを下回ったけど、後半にその分を挽回すべく頑張って、8’40 301W。心拍は162bpmまで。前回と同じくらい、悪くない感じのコンディション。前夜に付け焼き刃的に自分でオイルマッサージして疲労回復に努めた為、明らかにいつもよりも疲労は抜けていて、自走した感じは悪くない感触だった。

レース①エリミネーション

12:30前から最初のレースはエリミネーション。トラック競技であるそれのクリテバージョンで、1周330mを23周。出走が23人だったのかな。

スタート後1周終わったらピストルがなり、次の周からは最後尾がレースから除外される。それが毎周行われるのでトラック競技よりもテンポは速い。コース見てわかることだけど、抜きどころや頑張りどころはない。コーナーをうまくこなして立ち上がりダッシュして前をキープしていれば脚をあまり使うところはない。逆に後ろにいってしまうと抜きどころがないので危ない。
序盤からなるべく前の方を走って番手を下げないように走る。

画像1

走っていて分かってきたんだけど、ゴール前の立ち上がりダッシュだけ力使って、あとはコーナーをうまく回ればほぼ脚使わない。前にいて立ち上がりダッシュで少し後ろに差をつけたら、コーナー区間ではほぼ差を詰められないので、次の立ち上がりまで差を保てる。
ラスト5周くらいかな?先頭に出て走っていたら後ろは一列で前に出てくる気配ない。なるべくペース落とさずそのまま後ろを切っていければと思い先頭を走り続けたら残り3人になったのでさらにまくられないようにペースを上げる。ペースアップと言っても1周のうちにほんの50mほどダッシュして、後はコーナーを減速しないようにこなすだけなのであまり脚使わない。無事に2人まで生き残って1周走ったらジャンが鳴る。その前に更にダッシュして少し差をつけて最終周回のコーナーも差を保ったまま廻って、余裕を持ってゴール。優勝。

画像3

ほぼコーナーしかないレースだったけど、それはそれで面白かった。

レース間の休憩

画像4

回復に必要なのは栄養補給と睡眠。

2つのレース間が2.5時間くらいあった。
65km自走+ショートレースの後に、手作りおにぎりと温かいスープと暖かい睡眠環境をご用意いただき、そこで身体を休ませる事が出来た事とマッサージによるリラックス効果が今日のリザルトに結びついているのは間違いない。

手厚いサポートどうもありがとうございます m(_ _)m

レース②エリート ポイントレース

いつもより少し遅く15:30からエリートのレース。今回は30周で、3周毎にポイント周回があって、通過順に5点・3点・2点・1点が与えられる。最終ゴールは倍点で、最終的なポイントによって順位がつくポイントレース。トラックで少しやっていたけど、ゴール一発のレースよりもインターバルかかるし途中でダッシュが何度もはいるので、キツい。キツイ展開は自分向きなので、嫌いじゃないはず。けどポイント周回だけで見るとスプリントはかなり弱いので、何度ももがいて小さく加点して積み重ねるか、皆がダッシュのインターバルで疲れているスキに逃げを試みるか。当然後者で行く方を選択。

1周900mほどで、3周に一度という頻度は嬉しい。回数が多ければ多いほど自分には向いていると思う。10回のうち序盤は頑張ってもポイント取れないだろうからと思い、頑張らない。案の定ポイント争いのスプリントには加われそうにない。けどそこに加わらずに脚を使わずに、チャンスを伺う。たぶん3回目のポイントだったと思うけど、単独で飛び出した。実は1周間違えていて、1周ほど単独で飛び出してS/F地点に戻ってきたら1位通過かと思いきやジャンが鳴ってもう1周。少し後ろと差がついていたのでもう1周イケるかなと思いせっかくだから頑張って、3回目のポイントは1位通過で5点ゲット。直後に集団に戻る。ポイント取れたは良いけど、2周弱の単独走はちょっと脚使いすぎた。

その後は少し集団内で休みつつ、皆が消耗してきたらなんとなく前の方でもがいて小さな点でも取れるかと思ったけど、ポイント周回のスプリントはまだ強力で得点稼げず。

6回のポイントを終えて18周を消化した後にどういう流れか忘れたけど、3人で逃げが出来た。海外チームジャージの蠣崎選手と明治大学と私。2人ともポイント周回に前で加点していたので、強そう。良いメンバーだし、3人で逃げ続ければポイントを加点続けられるので、逃げに集中。最初は3人でローテ。『キツイっす』ってぬかすので自分も当然キツくないわけではないけど逃げのペースは作れていたので、多めに牽いてとりあえず逃げ切りを図る。7回目のポイント周回ではきっちり2人とももがいて1・2位を争っていた。逃げで頑張っているおじさんは3位通過。
それでも逃げ続け、若者はローテ飛ばしたり前に出てもペース落としてる。そこで男気見せてペースを保って逃げ続ける。長ーく牽いてあえてペース落とさず少し上げ気味で8回目のポイントに向かいあわよくばと思うが、またしても若者2人がスプリントで競っていく。
ポイント周回終わって3人で強調した逃げに戻るが、またローテ飛ばそうとしたりするので「ふざけるなっ!」って心の声が口から出てしまったが、まぁそういうゲームなので若者2人の走りは当然だろう。そうするのも作戦として当然だし怒った風に見せるのも作戦のうち。

画像3

27周目・9回目のポイントも2人がスプリントしてかっ飛んでいく。ポイント獲った2人はその後そのまま残り3周逃げようかと強調して走り出した。スプリントで少し遅れた私は単独3番手。これで後ろに吸収されたらかなり寂しいので、諦めずにペースで追う。けっこう長く牽き続けてた(つもりだ)けどスプリントでもがいていない分まだ一定では走れる。ラスト2になってなんとか前2人に合流。
そこからは逆に前には出ずに2人に任せる。ここまで頑張った分、今度は若手に牽いてもらい、休む。ラスト1まで前には出ずに2番手でジャンが鳴る。
ゴールに向けて牽制で少しペースが落ちてくる。ここで慌てて前を牽いたら、ゴールの倍点スプリントでまたやられてしまう。かと言って待ちすぎていたら後ろがゴールスプリントの倍点に向けて迫ってくるので、追いつかれないくらいのタイミングで仕掛けないといけない。
後ろに追いつかれない為のペースアップで若者2人を連れて行っては、ゴールスプリントで必ず負けるので、バックストレートに入ったところから、2人を置き去りにしてゴールまでもがくつもりでロングスプリント。後ろは振り向いてないけど、ぴったりとついてきてはなさそう。
小田原コーナーのターンを廻ってから全力で踏み倒す。とにかく最後までもがき倒す事だけに集中のロングスプリント。
下から後ろを確認すると迫ってこない。逃げからのロングスプリントで1着ゴールと、なかなか会心の走りが出来た。

リザルト

エリミネーション

エリミネーション

エリート・ポイントレース

エリートリザルト

反省点

1月の大磯クリテがポイントレースだと決まっていたので、年末・年始にかけてインターバルトレーニングをしようと思っていたけど、結局出来ず。ここ4週間続けてTSSが1,000を越えているので、ポイント練習に合わせるとその合間に高強度を出来る日がなかった、というのが言い訳。
本気で狙ったレースで結果を出したいなら、あらかじめ何が必要かを考えて・プランを立てて・実行する、というのが必須。
今回は当たり前の事が出来なかったから勝てなかったという必然の結果。

21シーズンの大事なレースに向けては悔いのないようにしっかりと準備をして臨まなければ。

終わりに

このような社会情勢の中で自転車レースを開催するという決断に至ったWALKRIDEさんに御礼を申し上げると共に、今後も応援していきたいと思います。

また今回レースへのエントリーが自分ひとりだったにも関わらずサポートに来てくれて至れり尽くせりしてくれたトモちゃんに感謝です。

次回も頑張ろう




この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?