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【RX 高岡】 2024.03.03 しもふさクリテリウム 4レース


概要

  1. 2時間エンデューロ

  2. 1周個人TT

  3. おっさんずカップ18km

  4. エリート 30km

という4レースを走る。
当然勝ちを狙いたいけど、たいていスプリントになるので得意なレースではない。とは言えエントリー選手のレベルはE1と比べると高くないので、アタックしたりキツイレースにして質の高い練習とする。スプリントになるにしても、そういうキツイ展開の後でなければ勝ち目はない。

ちなみに主催はMatrixで、Matrix所属のプロ選手がペースメイクをしつつ自分たちの練習も兼ねるようなレースなので、エントリーリスト見てこのメンツだったら逃げが決まるなとか、そうはならないのが難しいところ。

レース内容

2時間エンデューロ 8位

8:10スタートのエンデューロ。これが一番距離長いので練習になるんだけど、スタート時の気温は4℃くらいと極寒。しばらくは手の指先の感覚がなくて寒さとの戦い。
それでもいつも通りMatrixがハイペースを維持してくれるので身体も温まってきて、30分過ぎて気温も上がってきたのでウィンドブレーカーを脱ぐ。
そして1時間くらいするとさらに気温も上がったのでもう1枚着ていた起毛ジャージも脱いでようやくゼッケンが出せた。

高校生の辻君が積極的で、Matrixのすぐ後ろを陣取り参加選手中の順位ではずっと1位を取っている。いつも自分がやっているやつ。
自分は今日は寒いのもあって控えめで、3・4番手あたりで走ってた。
辻くんは途中先頭交代もしたり、アタックもしていた。
20周越えたくらいで辻くんがアタックして独走していたので、自分も身体が動いてきたし、アタックして追いついて、2−3周二人で逃げる。
しかしほどなくして吸収。またMatrixが追走していた気がする。

まぁまぁ速いペースでMatrixが牽引し続けるのでそこから逃げるのはムリだなと思いずっと落ち着いて練習と思い高速巡航。
後半になるとより身体が動くようになり、Matrixのすぐ後ろという定位置に。
ラスト1に入る前に1’52という最速ラップを記録。Matrixは最後の1km切ったくらいではけて参加者の勝負に。
8人くらいいて、辻くん、市村さんを視野に入れてスプリント態勢に。
RXのはまこっち・日暮と3人いるんだけど、力がないので何もできないのが歯がゆいところ。

このコースはラスト登りではあるけど、その前に緩やかなカーブが続くので、仕掛けどころが難しい。というかカーブしながら抜かすのは難しいし危ないので先に仕掛けないといけない。とわかっていながら後手を踏んでしまうのはやっぱり自分に力がないから。
緩やかな左コーナーから辻くん・市村さんがスプリントを始める。完全に出遅れてすぐ後ろにつけず、最後登りながら右コーナー曲がりながらもがいている時に横と並走になって、外から少し寄せられてもがくのを止めて集団最後尾でフィニッシュ。
曲がりながらのスプリントなのでそうならないように先に仕掛けて前に入らないといけない。その上でフィニッシュまでもがき続ける脚がないといけない。
今日はそれができる力がなかったから負けた。

個人TT 4位(トップ+6秒)

1周1.5kmの一部区間は走らないので、1.2kmくらい?のショートTT。
とっても苦手な分野だけど、複数レースエントリーしてその間の時間を暇にするよりもエントリーしてとりあえず短時間全力でもがくほうが遥かに練習になるだろうと。

スタートしてからダッシュして下りでスピードに乗せてそのまま平地〜最後の登りまでダッシュして、、、というだけ
心拍上がり切る前に終わってしまう。

優勝はヤマケンで1分45秒。自分は+6秒の1分51秒。
最大心拍は157bpm。

おっさんずカップ 2位

非常に微妙なネーミングだけど、いわゆるマスターズみたいな年齢制限があるレース。なんでもいいから出られるのは全部出ようと。
12周・18kmのショートレース。
もうレースを2つ走っているのでウォーミングは十分。

3周くらい後ろの方で走って身体が暖まってきてから前に上る。
3周終わるところくらいで前に逃げていた二人にジャンプして3人逃げになる。
10秒くらい開いたら、逃げ切れると思い本気で踏むけど、どうも他の二人の動きがイマイチ。
自分と同じに牽けとは言わないけど、キツイなら少し牽いて短時間で下がるとかすれば良いのに、先頭交代促しても前に出ない。自分が脚止めると後ろで脚止める。後ろに見える範囲で集団がいるのに先頭交代しないとか理解できない。振り返った時にニタっと『牽かねーよ』という顔をしたのが忘れられない。
どうすれば集団から逃げられるか、どうすれば一緒に連れて行ってもらえるか、と考えればわかると思うんだけど。

協調性のない人を連れて行くつもりもないから先頭に出るまで脚を止める。そうするとめちゃ遅いスピードになって仕方なく前に出てくる。当然集団との差は縮まるのでこりゃ無理だなとなり、残り3でMatrixが牽引する集団に吸収される。
一旦は後ろに下がり、少し脚を回復させる。
そしてラスト1に入るところでアタック。少し後ろとギャップできたので、1周逃げ切るつもりで踏み続ける。
あまり後ろは見ないけど、それなりに差はできていた。とにかく逃げ切るつもりで粘ったけど、最後のコーナー曲がりながらの登りで一人に追いつかれた。それでもフィニッシュラインまで諦めずにスプリント。
結果、0.088秒差で2位。

エリート 3位

最後、エリートレース。カテゴリー的に最上級者のレースなので、気合入る。距離も少し長く20周・30km。

もはや4つもレース走ると詳細は覚えていない。
辻くんが序盤に積極的に走っていたりした。
7周目くらいから生田目さん(phantom湘南)と清水さん(Prego Racing)という2人の逃げが発生したように思う。かなり良い感じで逃げていて、なかなか差が詰まらない。そういう展開なのでMatrixの牽引はなし。
集団はペースの上下がまぁまぁある。ペースが緩むと一気に差が広がる。
広がり過ぎないように自分もペースをコントロール。

中盤にそろそろ詰めていきたいとペースを上げていくと集団もキツそうになり、少し自分が前に出たタイミングがあったのでそのまま下りで踏み続けて集団から抜け出す。15秒くらいあった差を3-4周ほどかけて追走して追いついた。後ろの集団とはそれなりに差が開いたので、3人で決まったと思った。

あとで聞いたらどうもまたMatrixが猛追して吸収したらしい。

ラスト3で吸収されるという、おっさんずカップとまったく同じ展開に。
やることは同じで、一旦集団で休んで、最後に備える。
午前中の教訓があるので、今回は前で入って早めに仕掛ける。
Matrixホセの最後の牽引の直後を取ってスプリント態勢に。下から2人早めにしかけたのに合わせてスプリント開始して、右コーナーで慎重に2人を交わしたけど、インからまくっていった2人には全然届かず、3位。

この差で3位

積極的には走れて最後のスプリントは力がなかっただけだから仕方ない。

リザルト

考察

スプリントは弱い。
しもふさでは先行しないと自分の脚質ではぜったいに最後まくれない。
先行からフィニッシュまで粘る力が必要だけど、スプリント力だけ考えたらその距離でも厳しいので、やはり中盤から逃げたりして出入りの激しいキツイレースにして消耗戦の後のスプリントにしないといけない。

4レース出て、トレーニングとしては高強度域を十分刺激できたので良かった。引き続きスケジュール合えば積極的に参加していきたい。

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