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【RX 高岡】 20200928 埼玉山岳エピックライド

コロナ禍でエベレスティングが流行っていた頃、1日で9,000mくらい登るのは楽しいけど単一登り反復はつまらないからと埼玉の林道をつなげて山を一日中走りまくっていた女性がいた。
埼玉だと東京からも近いから、一日走ってもその日に帰れるからやってみたいなー、と思っていた。
そんな経緯から9月に入って篠さんにコンタクトを取って、山岳エピックライドを案内してもらうことにした。
こちらは何も準備する事はなく、身体1つで乗り込むというお気軽さだけど、篠さんは時間と獲得標高(距離ではない)で最大限満足出来るようなコースをすぐに作ってくれた。おかげでコースをGarmin Edge 1030 Pulsに入れて複雑なコースと坂の難易度を確認しながら走ることが出来て大変助かった。

朝4:30起床。前夜の世界選手権ロードレースを観戦しての4時間睡眠くらい。飯能駅上のホテルに宿泊。チームメートの十番さんが迎えに来てくれて、自転車で集合場所まで5分弱。

5:15に集合でまだ暗い中を出発。

■SL7:10’10 217km 500TSS ↗6,000m

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篠さん夫妻と取材のY氏と十番さんと5人で走り出す。基本登りと下りしかない。そして登りは国道とか県道とかではなく、ほぼ林道。いきなり渓流沿いの急坂に入る。路面も悪い。とにかく斜度がキツイので軽いギアでトラクションに注意して丁寧に登る。

20%くらいの勾配が頻繁に登場。時折視界が開けると奥武蔵の山々の間に住宅地や遠くに東京のビル群なども見えて、素晴らしい景色。

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ちょうど日が出た頃。

登っては下って、をひたすら繰り返す。知らない道で、全て林道で山の中の道でほぼ交通はゼロ。

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こんなプロフィールマップのコースをひたすら走る。
私は送ってもらったコースをGarminに入れて走っているんだけど、コース作成者のシノさんは全てコースは頭に入っていて、地図を見ないで走っている。しかも全ての道のコーナー、勾配、落ち葉・苔・砂・穴などの路面状況を把握しているので非常に下りも速い。薄暗く木漏れ日で路面が見にくい中でかなり神経使うのでこちらはついていくのが精一杯。っていうか、少し送れ気味。女性ライダーに下りで遅れるのなんて経験ない、、、

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最高のサイクリング日和。

篠さんの旦那さんのしょっとこさんはサイドカットのパンクにより途中離脱。

東秩父から皆野に行く途中の牧場。昔リマサンズ時代に練習で通ったなぁと思いながらも、通る道は県道ではなくもっと狭くて急な林道。
牧場に出ると視界が開けて最高の景色。

これから下っていく道と、下った先に見えるこれから登る山を教えてもらいながら山を越えていく。

景色の良い展望台で何度も止まりながら進んでいく。

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展望台より神流湖を臨む。湖の向こう側の山を登っていく。

一眼レフカメラを携えて登るYケン氏は大変そう。なんせ勾配は最大では25%超らしい。私は36x28Tでなんとか登った。リア30Tがあるに越したことはない。前39Tとか、論外だな。
レース専門だった時は53-39Tにしてたけど、色々なコースとか走りをするのであれば52-36Tがベストかなと思い始めた。

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SL7、Super-SIX、ラピエールゼリウス。

今回はCLX32ホイールで。25CのTLにしたけど、28Cの方が良かったかな。こういうライドなら32がベストチョイスかな。

サイコンはほぼ常時標高プロフィール表示に。登りがあとどのくらい続くか、勾配変化がどうかを確認しながら走る。

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そして下りでは地図表示にすると、次にどういうコーナーが続くのか、コーナーのRはどうか、深さはどのくらいかなどを確認しながら走れるので、非常に安全に役に立つ。
篠さんは全部頭に入っているから、下りながら声で後ろに指示出してくれていたけど。

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半分過ぎたくらいから篠さんも少しペースダウン。取材のYケン氏ももっとスローダウン。
コースは分かっているので、私はマイペースで走って頂上で折り返しておかわりをする感じで練習量稼いでペースを合わせる。

5回ほどコンビニ休憩をして、最後の休憩は16時過ぎていた。これから暗くなるなぁというところから一山越えて、最後正丸トンネルへ向かう頃には真っ暗に。正丸トンネルは通らずに山伏峠へ。ここの道は昔練習で通っていたので覚えていた。

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iPhoneが優秀すぎて、暗さが伝わらないけど、17:55でここはライトなしでは何も見えないくらい真っ暗だった。

ライトの灯りを頼りに山伏峠を下って飯能への道はクールダウンか。
とは言え早く飯食いたいし、帰りの時間が遅くなるのもイヤだったので、けっこう急いで走って戻る。

18:30頃に無事戻ってエピックライド終了。最後の方はハンガーノックぎりぎりだったけど、大変楽しめたライド。20%超の登りをこんなに何度も登ることはそうはないけど、それぞれの道が単調ではないので非常に楽しかった。こんだけ登っていれば地脚はつくんだろうな。

さっと着替えて、一緒に夕食してから帰ることに。

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埼玉県民のソールフード?満州の餃子定食。2日連続やん。実は自分は餃子が大変好きだというのに気付いた。なんせかおたんラーメンに行っても当分ラーメンを食った記憶はなく、毎回餃子セットしか頼んでいない。

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お礼に差し上げたRXボトルとともに、篠さん夫婦。

帰りは家まで後少しというところで事故渋滞にハマって、おかげで出口もミスって首都高ぐるっと回ったりで、2時間もかかってしまった。

都内から1時間ちょいで行けて、奥武蔵丘陵地(山岳地)の入り口である飯能をベースに無限に自転車で走れるコースが広がっているというのが発見できた今回のライド。また違ったコースとかでも来てみたい。

シノさん、ありがとう!

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