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【RX 高岡】 2022.04.17 富士チャレンジ200 RXチームTT 惨敗

レース概要

富士チャレンジ200は富士スピードウェイで200kmという長距離完走を目指す老舗エンデューロイベント。
ツールドおきなわ市民200に初優勝した2007年に、おきなわの2週間前に参加して初優勝していた。その後も一番好きで得意な長距離イベントとして基本的に毎回参加して何度も優勝していた大会。

今年はチームRoppongi Expressとして仕事を司って走る。
ルールは、一般参加者のスタート1分前にスタートして、100km(11周)を逃げ切る、というもの。
初めての試みなのでどういう展開になるかわからないけど、とにかくチーム一丸となって一番速く走れるように考えて走るのみ。まさに100kmチームTT。皆が平等に追い込んだ状態で長く走れる、一番キツイ種目。

作戦

過去の優勝タイム見てみると、200kmは平均で6’30オーバー。100kmで6’30切るくらい、という感じ。
6’20目指せば追いつかれないかな?という算段で臨む。
メンバーは、まこっち、ヤマケン、もやっしー、キク、にっしー、Endy、たかみー、高岡、の8名。最後まで走り切る人と脚質・コンディション的に途中までペースを作る人に分かれる。

天候

1週間前から天気予報が良くなくて色々心配していたけど、直前になって雨の心配は(予報上は)なくなった。それで安心してたけど、富士スピードウェイ通のまこっち情報では、あそこの天気は非常に変わりやすいのでまったく天気予報は信用しない方が良い、と。
結局その通りになった。当日の天気予報ですら曇マークだったけど、朝から小雨。そして非常に寒い。路面は当然ウェットで超スリッピー。という非常に厳しいコンディション。
このコースは私が昨年雨でスリップして落車しているのもあり、非常にウェットでは苦手意識がある。兎にも角にも安全第一で走る。

レース前試走に出てみて、レッグウォーマー外すとか絶対無理。ウィンドブレーカー脱いだら震えが止まらずに低体温になるのが確実、というほど過酷だということがわかった。
それによりせっかく今回Bioracer製特別ジャージを用意されたけど、それを露出して走ることは叶わなかった。

後ろから三番目。途中でウィンドブレーカーは脱げたけど、極寒によりベストは脱ぐことができず。

レース

結果から書くと、8周目に集団に追いつかれて、半分も行かずにゲームオーバー。極めて厳しい残念な結果になった。

一般の9:30スタートの1分前にチームRX8人揃ってスタート。

写真:井上和隆様

一般参加者は1周のローリングスタートがあるけどRXにはそれがないので、1周目で30秒くらいは貯金できるかな、と思っていたが実際にファーストラップは7’00。ラップクリップで一般の方を確認したら7’15だったので15秒しか貯金はできていない。

2周目6’47、3周目6’30、でようやく目標の巡航タイムに近づいた。6'20と思っていたけど、この寒さと路面状況だと10秒落ちはしょうがない。特に滑りやすい第一・第二コーナーは慎重すぎるほどに走る。
4周目6’33、以降6’21、6’29、6’26とラップを重ねていたので、この調子でいけば良いんじゃないかと思っていたが、、

ラップクリップで100km優勝者のラップタイムを見ると
7’15、6’11、6’20、6’19、6’15、6’12、6’13、6’14
この寒い雨にも関わらず想定外のハイスピードで、7周目後半には後ろに見えてきて、8周目の下りで集団にものすごい勢いで追い抜かれた。

これにて追いかけっこはゲームオーバー。

事前から追いつかれた時点で一旦終了で、その後はサポートライダーとして再出走を、ということだったのでピットイン。

しかしこの雨でウェアは全身ずぶ濡れになったので、私は再出走できずに役目終了。

■レース:0’54”50 36.3km TSS 64

100kmTTTで走り切るつもりで臨んだのに1時間も走れずに超不完全燃焼。
そして参加者からいただいたミッションに関してもまったく遂行できずで大変残念かつ申し訳ない気持ちでいっぱいのまま終了。
しかし過去の経験からしても、この寒い雨の中で自分にできることはなかったのでしょうがない。
また次をがんばろう。

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