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【RX 高岡】 2021.06.20 サイクルジャンボリー袖ヶ浦 3ヒートレース

【レース前】

個人TTやって、ポイントレースやって、3時間エンデューロで決着をつける。という練習としても非常に密度濃いし、ゲームとしても非常に面白いレース。サイクルジャンボリーというブランドでこれからホビーレースを創っていくということで非常に楽しみにしていた大会。

チームRXも大人数で参加して、ショップクラブのRX&COの人たちも何人も参加してのイベントというのも楽しみなポイント。

レースエントリーリスト見ると、大学生になったばかりだけど、今若手ではナンバーワンの実力者である留目選手がエントリーしていたので、これは勝ち目ないなぁと。まぁけどレースは何が起きるか分からないからベストを尽くすのみ。

RXでは最近実力をメキメキとつけてきているハンさん(半澤)がおそらくTT速いので、そのアドバンテージを軸にレースを展開出来たらなと。

【雨のTT】

天気予報では7時頃まで小雨が降っているけどTTスタートの8時には止んでいる、だったけど一向に雨は止む気配なし。そんなわけで朝からテンションが低い。相当低い。自転車はTTバイクとロードバイクと2台持ち込んで前日まではやる気満々だったのだが。

ウォーミングアップでも雨は止まないので、アップはローラーだけでいいやと。

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隣のピットに湾岸の雑賀さんがいたのだが、試走で転けたと。雑賀さんは比較的テクニックもありうまく走る選手なんだけど、それでも転けたという事は非常に滑りやすい路面のよう。2ヶ月ほど前のFSWの出来事もあるので、もう勝負どころじゃないなぁと完全に気持ちが切れてしまった。

ウォーミングアップは36分ほどこいだ。けど全然テンション上がらず身体も動かず、最大320W、心拍は139bpmまで。これで身体が動くわけない。もうTTは諦めて、ロードバイクで転ばなければ良いや、という気持ちになっていた。

というわけでせっかくTTバイク持ってきたけど、ロードバイクでTTを走ることに。とてもDHバーを持って高速巡航は出来ないので。

TT:2.3km 3’38(Top + 32秒) Av 294W NP 344W 129/147bpm

ドライならブレーキする箇所のないサーキットだけど、雨で路面フルウェットなのでブレーキをしながら慎重に回って、登りだけダッシュして、を繰り返してゴール。2.3kmのTTでトップから30秒以上遅いという結果。まぁしょうがない。

間違いなく実力ナンバーワンの留目選手は落車で戦線離脱していた。それよりはマシだ。

【雨のクリテリウム】

気を取り直して、クリテリウム。クリテリウムというよりポイントレースという方が適当か。コースは同じ2.3kmを15周で3周ごとにポイントがかかるというもの。

コーナーを攻める気もないので、なんとか落車しないように走りきれれば、、くらいに目標を下方修正。

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集団で写っている写真はこれくらい。

スタートして相変わらずコーナーが怖くて曲がれない。周りの速度に合わせられない。周りが皆曲がっているので同じで行けば行けるはず、といつもは思うんだが今日はどうも滑りそうな気しかしなくて突っ込めない。やはりFSWのトラウマか。

と思っていたら案の定下りコーナーで前で2人、後ろで1人スッテン転けてる。やっぱり怖いと思ったら無理して走れない。コーナーで遅れて立ち上がりからダッシュして集団の最後尾に追いついて、、、をエンドレスで繰り返していたけど、そのうち集団についていけなくなって、8周くらいでレースを降りた。
これは怖すぎて走れない。

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茫然自失。困ったなぁ。今後もレースで雨が降ることはあるのに、雨降ったら曲がれないようじゃ勝負できない。どこかで克服しないといけないんだが。

ところでこのレースで雑賀さんは私と同じようにビビって曲がれなくて、レースを途中で降りていた。そしてなんと、試走で転けたから相当慎重に走っていたのに再度転けたと。

普段はコーナーで大きなアドバンテージを得る走りをするまこっちですら、今日はおかしいほどコーナーが曲がれずに順位を落としていた。何かがおかしい。
その後色々情報集めてまこっちとも話した結果、分かったこと。
私も雑賀さんもまこっちも、同じタイヤを使っていた。私がFSWで滑ったのも同じタイヤ。ドライでは非常に良い性能を発揮していたんだが、ウェットになるとまったくグリップする感覚が掴めなくなってしまう。
曲がれないのを技術じゃなくてタイヤのせいにするのはあまり良くないけど、熟練の雑賀さんをして同じコースで2回コケるというのは、やっぱり普通じゃないはず。

今後雨のレースではウェット性能高いタイヤにすれば、少なくとも集団についていくくらいに走れるようになるはずだ、という解決の糸口が見えたのはせめてもの救い。

Good Year Eagle F1...ドライでは良い性能なだけに残念

【3時間エンデューロDNS】

少し悩んだ挙げ句、エンデューロは走らない事にした。まだスタート時点では路面ウェットだったので、結局同じこと。

走らない理由の1/3は路面がウェットだったこと。けどスタート時に天候は回復していて、実際スタート後30分で95%はドライになっていた。ギリギリまで準備しておけば、30分だけ我慢すれば、という選択肢もあったけど他にも理由があったから。

理由の他の1/3は機材トラブル。BBに寿命がきていてカクカク鳴っていたから今週交換するつもりだったけど、うっかり問屋への発注が遅れてしまってブツが間に合わなかったので、前日に応急処置をした。しかしそれで乗り切れず、もはや毎ペダリング毎にカタカタと鳴る状態になっていたので、その状態でレースを集中して走るのは無理。

そして最後の1/3の理由は自分のコンディション。富士ヒル前にヤビツ峠でそこそこ走れたまでは良かったけど、その後の富士ヒル、600kmブルベと走って、どうもレースで戦えるコンディションじゃないというのは朝から分かっていたので、ここは無理して走っても意味がないと思い、自主的にDNSを選択。

【RX&CO】

チームRXの方はTTでもやっしーが3位。3時間エンデューロでまこっちが4位。総合でハンさんが4位、とぼちぼちの結果。

RX&COの方はビギナーのクリテリウムで優勝、3時間エンデューロソロで3位、女子チームエンデューロで優勝、などなど、皆さん活躍出来て良かった。

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嬉しいビギナークリテリウム優勝の豪脚Nashと。

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Everestingのフィリピン記録に挑戦!するそうです。がんば

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女子チーム優勝は半分RX。


せっかくの楽しみにしていたレースを堪能できずに残念だったけど、雨レースへの対応策など得られる知見もあったので、今後に活かしていきたい。

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