【RX 高岡】 2024.04.13 チャレンジロードレース MM40 優勝
※写真はすべて三井至様ご提供。どうもありがとうございます。
概要
チャレンジロードレースとは:昔はシーズン開幕のビッグレースだったけど、近年存在感・ステータスがあまり高くないと感じる。
少し迷ったけど、今の自分の実力だとまったくエリートのスピードには対応できないので、大人しくマスターズで走ることにした。
選択できるレースで、もうエリートカテゴリーを走ることはないだろう。カテゴリー:MM40。人数が多くないのでMM30(30歳代)と同じスタート。同じレースを走り、着順はMM40とMM30で分けて数える。
距離:5kmx5周+αの29km。激坂フィニッシュ。登と下りしかないコース。
ライバル:MM40の雑賀さん、MM30の古谷さん。あとTONY Racingの末岡さんも速いらしいという事前情報を得た。
天候:晴れ。20℃超えてた。
レース内容:終盤に抜け出せて、優勝。
自己評価:★★★★★(5/5) 勝てたので全てヨシ。ただし、自分の弱さも再認識させられた。
レース内容
下り終えてからバイクがはけてリアルスタート。
一発目の登りからキツイ。噂通り、TONYの末岡さんが強い。ナチュラルに力強くて、ほっといたらそのまま行ってしまうか?というくらい。
それを逃さずと前の方で走っていたら、超キツイ。
下りもけっこう速いようだ。
このコースの下りで自分が遅れることはないが、速い人についていったら後ろは1−2秒離れる。やっぱり上手じゃない人もいる。そういう人たちにじわじわとダメージを与える為にも下りは極力前で入るようにする。
ラップタイム聞いたら8分30秒切ってたりして、どうりでキツイわけだ。
マスターズだから8分後半くらいかなと思っていたんだけど。
しかしちぎれるわけにはいかないから、ギリギリで耐える。
フィニッシュ地点の秀峰亭がキツくて、その後の下りで一瞬回復して、頂上までの登りは少し余裕が出る。
いつもどおりだが、1周目→2周目→3周目で少しずつ余裕が出る。いや余裕と書けるほど余裕はなく、キツイんだけど、ギリギリ千切れる寸前レベルから少しずつ遠ざかる感じ。
ラップタイムを見るとむしろ後半に上がっているので、最初は身体が対応できていないというだけなんだろう。ウォーミングアップをきっちりしたんだけど。いや、きっちりしたからこそ残れたんであって、そこで手を抜いていたら序盤で終わっていたかもしれない。
中盤で末岡さんと古谷さんという独走力ある2人が抜け出す。アタックと言うよりナチュラルに抜け出した感じ。10秒以上離れた時もあったと思うけど、レース距離が短いからか、後ろの集団も緩みきりはせず、射程圏内で走っている。
10秒程度なら登り一つでペースアップすればキャッチできる。
今年はショートインターバルに継続的に取り組むようになって、そういうジャンプする時の走力がアップしたように感じる。
終盤には2人を吸収。
最終周に入る前でMM40の斎藤さんが一人先行。ジャンが鳴るところで10秒差だった。
これは40歳代が追わないといけない。MM30の人たちも関係ないというスタンスではなかろうが、当然追うのは40歳代になるのが自然。
レース前から距離が短いから5周目後半・6周目の登りは躊躇なく攻めると決めていた。スプリントになるにしても、登りでアタック合戦になって、消耗戦でもつれ込めば勝機はある。
そう思っていたので、頂上に向けて斎藤さんを追ってアタック。
頂上手前でパスしてそのまま逃げる。
管制塔前の下りは緩いところまで漕いで、あとは休んで、コーナーはノーブレーキでなるべく速度を殺さずに。
後ろ見ても5秒程度しか離れていない。
しかし諦めずに最後の1号橋からの登りも全力で。
この登りの上で後ろ確認したら、少し差が開いたように見えた。
そのまま最後の下りも迷わずに全力で。
覚悟を決めて迷わずに行ったのが良かったと思う。
最後の下りを終えてからフィニッシュまでの登りで後ろを確認したら、確実に差が広がっていたので、これはイケると確信。
最後は6秒差まで詰まったけど、逃げ切れたのでヨシ。
逃げ切ると最後は流してフィニッシュすることになり、そうすると激坂においてほぼスピードは出てないので、優勝したのに手を上げることなく通過してしまった。不本意ながら、そんなに余裕なかった。
リザルト
MM30と合わせても一着だった。
マスターズのナショナルチャンピオンジャージを着て走って優勝できたのがすごく嬉しい。
考察
冬の間にかなりしっかりとトレーニングした成果が出てきている。
特にショートインターバルでパンチ力が増していると思う。
3月になって食生活を変えて2kgくらい減量できたのも修善寺でのレースでは効果が大きい。
あとは何よりも、暖かくなってきたというのが大きい。
強くはならないが、間違いなく身体は機能しやすくなる。
今後も色々なレースが続くので、どうか雨降らず・寒くならないレースが多くなることを祈る。
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