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02.アミノ酸の補給でチートスキルが発動した!

効率の良いトレーニングと補給を、血糖値の観点から模索する。
正確には、血糖値を調べたのは一部のみで、主に間質液のグルコース値を調べた。
#ろぱグルコース

今回は、第二弾のため、目的を絞った。

今回のテーマは、糖新生!

うまく活用すれば、すぐにパフォーマンスが出せる!
面倒なウォーミングアップが無縁になる!

1.前回のおさらい

前回の記事では、食事内容と運動内容によるグルコース値への影響を検証した。
血糖値コントロールで言われていることに対して、効果があるもの、ないものがよく見えた。

血糖値コントロールしたい人は読んでみると役立つかもしれない。但し、ろぱ個体でのデータということを前提に読んでいただきたい。

今後、医療やDX等の技術で寿命は伸び続ける。しかし、健康寿命が伸びるかは本人次第だ。
健康寿命を伸ばすキッカケ作りに、一度だけでもリブレを使ってみるのがオススメと個人的に思う。
感覚だけでは決して分からない自分の数値を知ることができる。

リブレを使うと、
上がっている!
下がっている!
が、リブレなしでも、分かるようになる。
しばらく期間を空けてからリブレ計測しても、感覚通りのグルコース値だった。

というわけで、リブレ測定は、超オススメ!(しつこい)

さて、本題に入ろ。

2.糖新生は、必要な全量が作れる凄いやつ!

グルコースは、食事で摂った糖質以外に、肝臓の糖新生からも合成される。
糖新生の材料は、糖原性化合物と呼ばれる。

糖新生は、一日に必要とするグルコースの全量を合成できちゃう。
とんでもなく凄いチートスキル(作用)だ。

糖質を一切摂取しなくても何とかなるのは、糖新生のおかげもある。
(他にも多くの作用があるけど、今回は触れない)

ということはですね、
糖原性化合物をうまく摂って、糖新生を使いこなせれば、黄金のタレやハンガーノックとも無縁になるわけだ!(妄想)

ヒャッハー!!ι(˙◁˙ )/

糖原生化合物の内訳は、
・グリコーゲン(肝臓)
・乳酸
・糖原生アミノ酸
・その他

永劫回帰になりそうな、みんなが大好きな乳酸はさしおいて
今回は、糖原生アミノ酸に注目します!!

3.糖原生アミノ酸のサプリを探した!

https://lifescience-study.com/2-amino-acid-classification/

グルコースになるまで作用の経路は多岐にわたるが、このアミノ酸が、糖新生の材料となる糖原生アミノ酸だ。

作用の経路が気になった人は、ググってみてほしい。
詳しい文献がたくさんある。

アミノ酸といえば、BCAAやEAAが有名ですね。
でも、必須アミノ酸しか含まれていないため、糖新生の材料としては不十分だ。

非必須アミノ酸は他の物質から体内で合成できるため、糖新生自体は作用できる。
でも、他の物質を消費しちゃうし、作用の経路が長くなることで即効性に欠ける。

では、何を飲めば、網羅できるのか探した。

明治 ヴァーム(VAAM) が良さそう

成分表を見ると、糖原生アミノ酸が全て含まれいる。
こいつを飲めば、糖新生の材料は全て揃う!!

Q10やLカルニチンを含むVAAMアスリートで検証したが、それを含まない商品ラインナップもある。
詳しくは、本家を見て欲しい。

成分自体は網羅されているけど、成分の比率は企業秘密だと思うので、VAAMのみで全て足りているかは分からない。
食生活や個体に差があるから、VAAM最強と鵜呑みにしないのが良い。

自分には足りないなぁ、、、と思うなら、EAAやBCAAをトッピングを試すのもアリ。特に飲まないのもアリ。
ろぱは、EAAをトッピングしている。(後述)

4.VAAMの最適量を探った!

今回、トレーニング開始30分前にアミノ酸を飲んで、検証した。

その前に、念のため、おらさい。
リブレは間質液を測っており、厳密な血糖値ではない。
詳細は伏せるが、75gOGTTと比較した時、上昇は少し遅れ、減少はもっと遅れる傾向にあり、過剰に上がった値が出た。

実際の値をもとに、指でイメージグラフを描いてみた。

ケース分けして、簡単にろぱの感想を紹介する。
実データはcsvですが、グラフ化や個別説明はしていません。
個人差も大きく、ミスリードのもとになるので実データの公開は控えます。スミマセン。

■ケース1:アミノ酸なし
トレーニング開始後、30分でグルコース値が上がり始めた。糖質を摂っていないため、これが自然と働く糖新生かなと思われる。
感覚は、ちょうどウォームアップが終わったとこ。

■ケース2:VAAMアスリート1本
トレーニング開始後、25分でグルコース値が上がり始める。
感覚は、ウォームアップのかかりの良さを感じた。

■ケース3:VAAMアスリート2本
トレーニング開始後、20分でグルコース値が上がり始める。
感覚は、数値以上に早く、ほぼ数分でエンジンかかった。ぶっちゃけ、ウォームアップなくても良さそうなくらい調子いい。思い込みもあると思うが、それも大事!

■ケース4:VAAMアスリート4本
ケース3と変わらない。
しかし、、、40分後に気持ち悪くなり、その後にグルコース値が下がる。。。
原因は、インスリンが出ちゃったか、腸が弱くて調子崩したか、真因は不明だが、ろぱにとって合わない量だったのは事実だ。

■ケース5:EAA 10g
ケース1のアミノ酸なしと変わらない。
やはり、必須アミノ酸だけでは、足りない。

■ケース6:VAAMアスリート+EAA 10g
ケース3とほぼ同じ。

コストと効果のバランスから、ケース6が良い!
これで、しばらく継続してみます。

5.まとめ

運動前に、糖原生アミノ酸を摂っておくと、糖新生のエンジンが早めにかかり、身体中にエネルギーの素であるグルコースが行き渡りやすくなる。

まぁ、糖原生アミノ酸を少し飲んだ程度で糖新生が安定して働き続け、黄金のタレと無縁になることはないけど、ウォーミングアップの短縮には、数値と体感ともに効果があった。

休憩後の足が重くなる課題も、出発前にVAAMを取っておけば、早めに糖新生スイッチが入り、足が重い時間を短縮できる。

ただし、効かせたい欲求が強すぎて摂りすぎることは、逆効果になるから、マジで気をつけよう!(一番大事)

【2023/4/22追記】

どうやら、今のVAAMは成分が減っているようです。
体感通り、ケース6のEAA+VAAMが良さそう。

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