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【宮城】サンファンバウティスタ号 小さい物見台が撤去されました

11月17日、
どこまで解体されたのかと、
サンファンバウティスタ号に
行ってみました。

どうも、この日は、
小さな物見台のマストが
解体されるようでした。

すでに、先端はカットされていました。

どんどん、解体されていく、
サンファンバウティスタ号

チェーンソーの音が、響き渡っています。


もっと、元気なうちに、
何度か、航行させてあげたかった。

チェーンソーの音が、哀しく聴こえます。

仕事とはいえ、この職人さんたちも、
どのように感じているでしょうか。

このマストは、
東日本大震災の大津波に遭って、
マストが2本折れ、
日本にはこれだけの大木がないことから、
修復は不可能と思っていました。
それを聞きつけて、
カナダ政府が寄贈してくださったのです。

物見台が曲がりました。
いよいよ、撤去されます。

もう、海を観ることもない、
小さな物見台。
今まで、ありがとう。

泣いているように見えた

龍神雲が

もしかすると、
わたしのご先祖さまが乗っていた
かもしれない船が、
なくなるのかと思うと、感慨深いです。

こんな、強化プラスチックの船に
なってしまうのか。

展望台から見えていた港に行ってみました。

なんか、無残だな。

舳先の龍神さまも、
たぶん展示のために下ろされたのだろう。

それでも、いつか、
形あるものは、崩れる。

わかっているけど、

もっと、その間、施しようがあった
はずだった。

大きな物見台に、手がかかった。

たぶん、今頃はもう、
解体され、なくなったことでしょう。

また、会いに来ます。

ウミウの群れ

日本一の運河、貞山運河


まもなく、140年ぶりの部分月食が起きる

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