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十種神宝 古事記よりも早く成立した書物



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ある神社の宮司さまのお話です

シェアさせていただきました



先代旧事本紀大成経の正式名は

「先代旧事本紀大成経72巻本」
(以後「大成経」と略す)です。


宇宙発生の元を「天祖」という。

正式名を
「天祖天譲日天先霧地譲月地先霧皇尊」
という。

この神は、
天地はもとより、
その素である混沌すらも生まれる前、
宇宙が発生する以前の存在です。

この天祖から始まり、

混沌、陰陽の発生を経て、
天が生まれ、地が生まれ、
九天六地が生まれていく

という。

大成経が伝えている
「五鎮三部」をお伝えします。

五鎮とは

神 (かみ)
心 (さなご)
理 (ことわり)
氣 (いき)
境 (みのえ)

森羅万象は、
この五つの要素が
発生の根源に関わっています。

「境」という、
肉体の部分に
「神」を入れます。

するとそこに
「氣」の流れが生じます。

「氣」の流れによって
「心」の動きが出てます。

「心」の動きによって、

普遍的ですべてに応用ができる法則
「理」が生まれます。

三部とは

斎元道 (かんついみみち)
見に見える物質のありようの学問

霊宗道 (かんつむねみち)
目に見えない精神のありようの学問

宗源道 (かんつもとみち)
この両方を網羅する根源的な学問

五鎮三部とは、

全体に関係する「五鎮」という
元素表のようなものがあり、
それを三部という
柔軟な智慧で活用します。

結果、有機的に循環することで、
人々の生活智力を無限大に豊かにします。

具体的には、人の人生。

霧のような状態から、
母胎の中で受精卵となり、
細胞分裂を繰り返して
五臓や五指や五体が形成され、
やがて男女の性を獲得し、
この世に生まれ出ます。

成長という、
実は
崩壊への時間を辿り、
やがて死に至り、形を失う。

だが、
失ったのは肉体であり、
構成要素は霧状になって漂う。

この繰り返し、循環です。


陰は
変化することによって、

陽として昇り、

陽は
変化することによって、
陰として降ってきます。

昇ると降るの真ん中に

人生が存在するのではないだろうか。

目に見えない「精神」と、
目に見える「肉体」が
一つになったものとして
「人間の領域」があります。

人間は
二度と生まれ変われない。

このただ一度の人生を
無難に生きることだけでも、なかなか難しい。

物事と接する際に、
その両端をいかにバランスよく
良く成立させる、
これが
三部の宗源道という、

真ん中でバランスを取るための学問

なのです。

ありがとうございます

いわゆる、中庸のことなのだろうか

中庸の世界に居ながら

何故、人間は
陰と陽に分かれるのだろうか
それも
人間個々のバランスの崩れなのだろう

日月神示の中の「神と獣」

獣になる人間
神に近づこうとする人間

「境 みのえ」とは
内宇宙と外宇宙の境で
「榊」を表すのだろうか
結界ですよね

古代天皇は
異形の姿であったとかの衝撃の事実やら、
今では結構知られるようになった
十種の神宝の事について書かれているのも
この書物ですね。

 十種の神宝とは
その宝物を駆使して
祝詞を唱えると
死者が蘇るとも言われた
不思議な力の宿るお宝の事です。

と、あります




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