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10年前、オタクを無理と言った彼女へ。

これから書かれてるのは、
非モテ男が非モテ要素をダダ漏らしながら
書いたただの愚痴ノートである。
理解がある人だけ読んでください。

「あたし、オタクとか絶対むりーw」
彼女が言う。
高校で同じ部活の彼女とは少し話す程度で
特別仲がいい訳では無い。
たまたま近くにいて、聞こえてしまったのだ。

彼女はかわいくもあり美人でもあり
男友達も好意を示す人が多かった。

当時から俺はアニメが好きだったが、オタクというには恥ずかしいレベルでしかアニメを語ることが出来ないやつだった。
しかしながら彼女から発される言葉には残念に思った。

オタクだからって、もしイケメンだったらこいつは好きになったりしないのか?逆に好きになられたイケメン金持ち性格良男がちょっとオタクだったからって無理なのか?
そうだとしたらもったいないよな。

まぁ、自分が無理と言われている気がしたというのは少しながらあったけれど。

時は経て、10年経った現在。
あれから色々世の中の流行りが変わり、今となってはアニメオタクが笑われることは少なくなったと感じる。
会社の同僚とはよくアニメの話をするし、姪っ子から聞く話だと学生が声優の話をする人なんかザラであるという。
いやはや、ステキな時代になったものだ。

さて、彼女は今どうしているのだろう。
オタクは今でも無理なのか。
イケメンでオタクでない人と付き合えているのだろうか。
無理といったのを覚えておらず、オタクと付き合っているとしたら正直ちょっと笑っちゃうけど。
結果を見れば無理と言っただけに自分の首をしめる事になったわけだ。

というか、むしろ彼女がアニメ好きになってる可能性もある。こんな世の中だ。十二分にありえるだろう。
だとしたら、嬉しい限りである。
もしそういう事になってるのであれば
彼女にはイケメン金持ち性格良男(ちょっとオタク君)と幸せになってもらいたい。
そして、いつか会えたら好きなアニメを是非教えて頂きたい。


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