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君だけのオリジナリティ、見つけてみないか?

弊社の求人キャッチコピーであるこちらについて、説明したいと思います。

その前に、ちょっと哲学的な事を書きますが、幸せな人生ってどんな人生でしょうか。

金銭的に恵まれてても不幸だと感じている人、
世間的に見て恵まれていないと見えても本人は充実していると感じた人生を送っている人、
その差は何でしょうか?

私は自分で自身を肯定でき、誰かや社会の為に役に立つことが出来る人生が、金銭面の豊かさ以上に人が幸せだと感じる根源ではないかと思っています。

私は根本的に人は誰でも1つは恵まれている長所、才能を与えられて生まれて来ていると思います。
それは得意なことであったり、何故か惹かれてしまう関心事かもしれない、または性格のとある部分かも知れない。

自分自身の長所に気づき、好きなことに夢中になれ、誰かや世間に喜んで頂くことが出来る、
1回きりしかない自身の人生がそんな風になれば幸せなのではと思っています。

ではどのようにオリジナティな自分を見つけるか、
まずは私達が提供する環境です。

私自身が入社した社員と接する際に一番大切にしている事は、その社員の長所をまず見極めその部分を認め信じるように心がけています。
その信頼という土台があれば、その後ろに見える短所の修正や厳しく伝えなければならない事も、スムーズに伝えることが出来ると経験的に実感していますし、本人も自己肯定を失わずに超える壁だと認識してくれます。

人間誰しも、人の短所は簡単に見つけることが出来るし、目に付くものです。そこだけにフォーカスが当たってしまうと、自己肯定感がどんどん失われてしまう・・・そんな悪循環を今まで何度も経験しましたし、目にして来ました。

私は自己肯定感を育てる事が一番大切だと思っています。

弊社では人事の最終的な意思決定を私が行っています。
勿論、色々な角度から社員達の話を聞いたり意見を貰ったりしますが、最終的な意思決定は私がし、一人一人としっかり面談し、その意味を伝えます。

判断する際に一番大切な事は、異動する、採用する社員にとってプラスになる判断かどうか、手の届くチャレンジであるかという視点。
人が足りない、居ないという事を理由にただの埋め合わせだけになっていないか、人物本位ではなく会社本位になってしまっていないか、その事を突き詰めて考えるようにしています。
その判断の際の最重要ポイントに置いていることが、何が出来るかというスキルも勿論ですが、配属する店、チーム内でのその社員の持っている「個性」が活きるかどうか。
そこを自分の中で完全に腹落ちするまで考えて結論を出しています。

また、各店舗専門店でコンセプトの異なるお店ゆえ、専門性を身に付ける事ができる。
小さい店舗ゆえ、レストランで身に付けなければならないサービス、業務、経営に関わることも身に付く。
地方研修や社員旅行を通して様々な背景を持つ社員同士のコミュニケーションを持ち、生産者様から様々な事を教えて頂く。

これが私達が提供するオリジナリティのための環境です。

ですが、何の仕事もそうですが基本の「キ」があります。
特に仕事をするということは複数の他人と空間を共にし同じ作業場で仕事するという事。
あちこちに物を散らかしたり、汚らしい仕事をしていては、同僚に迷惑が掛かるだけではなく、仕事の精度も欠き、お客様への商品の質、サービスが落ちてしまいます。
また時間を守らない、意思疎通が取れないということがあると誰かが余計なカバーをしなければならない。
だからこそ、物を大事にする、整理整頓をする、片付ける、決まった場所を守る、常に綺麗を保つ、返事や挨拶を徹底する、時間を守る、ある意味で当たり前の事をしっかりと身に付けなければなりません。
かくいう私も、元来がだらし無く、仕事は早いが汚いという自分の短所を、仕事を始めた際に先輩方に徹底的に躾けて修正して頂き、25年経った今もそのことが身についています。(プライベートは今でもお恥ずかしいですがだらしがないです・・・)
また弊社を卒業し、独立しても他社に行っても、社会の中にいる以上、この基本の「キ」があれば、逆になければ、通用しないと考えています。
だからこそ、この基本の「キ」に関することは厳しく、徹底的に躾けるよう
に、弊社の先輩社員には指導をしています。

これからは「個」の時代だと日々痛感します。
個性のある個人が、大きな組織に属していなくても、メディアになり得、発信者になれる、一人でも光るものがあれば輝ける時代。
皆が同じ事、同じ流れに進むのではなく、自分が興味がある事、好きな世界、それが一人一人違い、それぞれの世界観があるそんな時代。

だからこそ、皆さんには私たちの会社が提供できる舞台に加え、自分の関心があること、好きな事に没頭して欲しい、

その先にあなたらしいオリジナルな人生が待っているのではと思います。

私達の会社は独立も歓迎、独立以外にも自分のステップアップに繋がるアクションは大いに歓迎しています。

だって皆さん一人一人の人生ですから。
良く組織の為に自己犠牲にしている人を見ますが、私は自分の為の人生を生きて欲しい。

意欲があって一生懸命に生きている人と僕も繋がっていたい。
話していると一緒にワクワク希望に満ち楽しいですから。

だから私は社員に会社の為に頑張って欲しいとは思いません。
一人一人が自分の為に頑張ることがお店や会社の為になると思っています。勿論、会社やお店が好きで、よくする為、お客様に喜んで頂くために頑張って来れたら嬉しいですが、そういう気持ちを持ってくれるかどうかは私の仕事ですね。

私がやるべきことは、時代の変化の中、みんながワクワクする様な個性あるお店や場所を作り、
個性ある食の職人がうちから育って行く様な環境を作っていくことだと思っています。
                       2023.2.25 猿田伸幸

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