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【PHI】 2011年以来のポストシーズン進出決定

いつもお世話になっております、フィリーズ担当のペンでございます。
今回は2011年以来11シーズンぶりにポストシーズン進出した件について簡単に感想を書きたいと思います。
それでは、noteスタートです。

最初に

個人的には11年ぶりとはいえそこまで特別な喜びはありません。
21年ぶりのポストシーズン進出となったマリナーズや今年でYadier MolinaAdam WainwrightAlbert Pujolsが最後となるカーディナルスのファンの方々の方が今年に関しての想いは強い気がします。
そもそも私の場合は前回のポストシーズンに行けなかった1994年〜2006年の13年間もフィリーズを応援していましたし、2001年〜2006年の毎年80勝以上・地区2位4回で一度もポストシーズンに進めなかった期間を考えると今回はまだマシだったなというのが率直な感想です。おそらくここら辺は感覚が麻痺しています。
そんな感じですので、ポストシーズン進出が決まった今でも「ポストシーズンは運もあるから勝ち抜ければ最高だけどフィリーズのチームとしての本番は来年」という感じである程度冷めた目線で見ることができています。
…フィリーズを貶されたら人一倍ムカつきますけども。

ポストシーズンが決まって良かった点

ここではポストシーズン進出できてよかった点を4つほど挙げていきたいと思います。

1.再建時のコアメンバーがフィリーズにいる間にポストシーズン進出

2014年から始まったフィリーズの再建ですが、その間のドラフトや再建トレードで今も戦力になっているコアメンバーと言えるのはエースのAaron Nola、主軸打者のRhys Hoskins、そしてNolaと一緒にローテを支えてきたZach Eflinの3名のみです。
Eflinはこのオフにオプションを行使されずにFA、NolaとHoskinsも来年のシーズン終了後にFAとなります。
この3名がフィリーズに在籍している間にポストシーズン進出できたのが1番嬉しいです。

2.Jean SeguraとJ.T. Realmutoがついにポストシーズン進出

以前にもネタにしましたが昨年Kyle Seager(元SEA)が引退したことによりJean Seguraがポストシーズンに進出していない現役選手の中で最多の試合出場を記録している選手という不名誉な記録を持つことになりました。この記録が1,327試合でついに終了しました。
今年がマリナーズ時代に結んだ長期契約の最終年だったわけですが、この長期契約中にポストシーズンに出ることが出来て大変よかったと思います。
また、J.T. Realmutoも9シーズン目にして初めてのポストシーズン進出です。Realmutoもポストシーズンに進出するまで1,004試合もかかっています。

3.Rob Thomsonの来年以降の続投がほぼ決定

ポストシーズン進出が決まったことにより今シーズンの途中から暫定監督に就任していたRob Thomsonの来年以降の続投がほぼ決定したとみていいでしょう。
9月の失速で来年以降は違う監督になるのではないかという現地メディアの報道もありましたが、今シーズンを語る上でThomsonが果たした役割はかなり大きかったと思いますし来年以降も引き続きフィリーズの指揮をThomsonに任せるのが現状ベストだと思います。
今日のポストシーズン進出を決めたアストロズ戦でも不調な主力ブルペン陣(David RobertsonSeranthony DominguezConnor Brogdon)ではなく好調をキープしているJose AlvaradoとEflinの2名で試合を締めくくっていたように、選手起用が今までよりも柔軟になったのが今シーズンの巻き返しの要因の1つになったと言えますしこの強みを来年以降も活かしてほしいですね。

4.ポストシーズンから最も遠ざかっているチームにならなくて済んだ

最後はこれですね。
マリナーズがポストシーズン進出を決定したことで、今年ポストシーズンに進出しなければフィリーズがポストシーズンから最も遠ざかっているチームになるところでした。
これを回避できたのも大きいと思います。

最後に

今回はフィリーズがポストシーズンに進出した感想を急いでnoteにまとめました。
また、詳しくはシーズンの振り返りのnoteでまとめたいと思います。

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