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【PHI】116…117勝ペース【酔った勢いでまとめるnote その④】

フィラデルフィア・フィリーズ?
人べんに丈夫の「丈」
 「助」ける?
けっ、これからてめーを「フィフィ」って呼んでやるぜ!

はぁ…それは本当に嫌です。なんかいろいろとイヤです。

はい、こんにちはnew116winsことペンです。
116勝以上のペースで勝ちまくるフィリーズの2024年まとめnote第4弾をお届けしていきます。

…youtubeの出だしみたいな挨拶はこれで終わり。

今回のnoteは5/7-5/23までの12勝3敗と相変わらず勝ちまくった5カードを振りかえる。
正直今回はかなりネタが多い。

穴を埋めたのは4人兄弟の末っ子でした

トレイ・ターナーの穴を埋めるどころか上位互換してしまっているエドムンド・ソーサコディ・クレメンス
2人とも4人兄弟の末っ子だそうだ。えっ、別に末っ子の話はこれ以上広がらないよ。

まずはコディクレちゃん。
パワーポテンシャルを遺憾なく発揮して長打とハードヒット連発してる。好きっ。

二塁の守備も良くて好きっ。
要のポジションとなるキャッチャー、ショート、センター以外は守れるし、あの父親譲りでピッチャーもできるの好きっ。

獲得したときから私の中でずっと渦巻いている「ウィット・メリフィールド必要?」問題がまた再燃している。

続いてLOVE SOSA。
フィリーズは去年の反省から今年は「打席でのボールの見極め」についてチーム全体で力を入れているのだが、その効果が表れている1人がソーサ。
初球のスイング率やチェイス%(ボール球をスイングした確率)が低下し、四球率は3倍以上に向上。
ボール球を引っ掛けることが無くなった影響か、打球速度、バレル%、ハードヒット%も上昇。
現地5/24現在OPS1.042を残しており打撃面でもターナーの穴を完璧に埋めている。

あと、守備に関してはソーサ > ターナーなので守備の時の安心感が違う。
今年はアレク・ボームの三塁守備まで良化してしまったのでターナーがいない内野陣の守備はは本当かなり頼れる。
本気LOVEソーサ。

大谷の新しいライバル

さすがに大谷さんに失礼ですよ。

そんなボームさん、残念な打撃成績に終わった2年目の2021年から徐々に打球速度やハードヒットよりもコンタクトに重点を置いた打撃スタイルに変更しているのだが、筋トレの成果か今年はコンタクト面の数値もさらに改善しつつ打球速度やハードヒット面といった数値も2022年以降でベストのレベルにまで回復。
そりゃあ、今年好成績残してるわけだわ。

しかも、前述した通りなぜか今年はあの…あのネタにされまくった酷い三塁の守備まで向上。
平均以上に三塁を守れるボームという奇跡、これはもう長期契約案件かもしれない。

三振しない男

ブライソン・ストットが5/11-23まで11試合連続無三振という今のMLBでは理解不能な成績を記録。
ルーキーイヤーの時にもあったがストットはモードに入るとまったく三振しなくなる。
スゴいというより怖い。

ストットもソーサ同様選球面が向上しており、ボール球に手をださなくなった結果、四球率が倍以上と赤マルレベルに急上昇。オリコンチャートにももうすぐランクインしそうである。

ただ、ストットの場合には問題が一点ある。
コンタクトヒッターにありがちな打球速度の遅さに苦しんでいるのだ。
試合を見ていてもあと一伸びしていれば外野抜けたのにと感じる打球が大変多い。
ここがもっとこうなれば、額面上の成績ももっとこうなるんじゃないだろうか。
とりあえず、ボームみたいにもっと筋肉をつけよう。
筋肉はすべてを解決するから。

めっちゃ打つ、とにかく得点する

5月のフィリーズだが現時点で得点数130とMLBトップの数字を記録。
しかも、2位はロイヤルズの105得点なので結構ダントツのトップ。
…ダントツって「断然トップ」の略語なので言葉が重複(ちょうふく)してしまった。

ちなみにヤンキースが5月トップの36HRで102得点、あのドジャースが5月NLトップの30HRで90得点なのに対し、フィリーズは20HRで130得点。
フィリーズがいかにHR以外で得点を重ねているかがよく分かる。ミルフィーユの生地以上に得点重ねてる。
なので、マジでそろそろフィリーズのこと「脳筋打線」とかいうの止めようか?
それ褒め言葉と捉えない人もいるからね。

CoCoで見ていくとフィリーズの顔ブライス・ハーパーが.347 6HR OPS1.101と大活躍。
ジェイコブ・テイラー・リアルムートさんもOPS.912、14試合連続安打中とこちらも絶好調。
そして、Coccoは「強く儚い者たち」などで知られる沖縄のシンガー・ソングライターだ。
CoCoのことをよく知らないのでCoccoの方を説明しておいた。

もうあんまり書くことがない

投手全体のfWARが9.6と2位のレッドソックスに2ポイント以上の差をつけて圧倒的トップに君臨しているフィリーズ投手陣。
もう今までの振り返りnoteで褒められる人大概褒めた気がするのでもう書くことがない。…いや、1人いたわ。

さすがにそろそろ打たれそう

ズバッと参上、ズバッと解決。
そう、今のフィリーズを支えまくっている男マット・ストラームについて語っていなかった。
大事な場面で登場してピンチを潰しまくっている。
両手でワニワニパニックやるくらいに潰している。
とにかく高めの4シームとWhiff40%越えのスライダーで四球はほぼ出さないのに三振を呆れるほど取りまくっている。
ただ投球比率約55%の4シームでハードヒットもバレルも割と打たれているのでそろそろどこかで捕まるんじゃないでしょうか。

今年の掘り出し物

ホセ・ルイスが今年のフィリーズの掘り出し物になりそうだ。
5/3に昇格すると期待通りの活躍でブルペンの一翼を担う存在となっている。
MLBでもすでに200試合以上の登板経験を誇るブルペン右腕だが、今までは持っているボールの割に成績を残せないという感じの投手であった。
しかし、WBCベネズエラ代表の仲間でルイズをフィリーズに誘ったホセ・アルバラードらからもらった「良いボール持ってんだからもっと自分のボール信じてシンプルに投げろや」というアドバイス(今のフィリーズに根づいている哲学でもある)が良かったようで、初球ストライク率が57.3%から71.9%にまで驚くほど改善。
特にボールの握りを改善したり、球種の投球比率を変更したわけでもないのに、初球ストライクを取れる比率が増しただけでその他の数字も軒並み良化している。
先手で優位を取る」というのがいかに大事かというのを体現しているわけである。

次はシュワーバーとロンドンかなと

もうすぐ6月である。
6月といえば6月の季語としてお馴染みカイル・シュワーバーの季節である。
次のnoteではシュワーバーとあとはついに開催されるメッツとのロンドンシリーズについて書ければいいんじゃないだろうか。
それでは、またお酒とともにお送りする。

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