Root芦屋@心理カウンセラー

子どもが不登校になってしまったとき、自分のトラウマで悩んでいるとき。きちんとした心理の…

Root芦屋@心理カウンセラー

子どもが不登校になってしまったとき、自分のトラウマで悩んでいるとき。きちんとした心理の知識と経験で、しんどい思いを抱えているご本人や、親御さん、お子さんを支えられるような文章を書きたい。対面のカウンセリングご希望ならこちら。https://www.root-ashiya.com

最近の記事

その不安や緊張、当然ですよ

芦屋カウンセリングルーム Rootがある建物の裏側にある桜も満開を迎えています。 今日は、関西はとても良いお天気でしたね。 とっても暖かくて、空が青くて、白い雲が流れていて、とても心地の良い風がスーッと吹いてくる、そんな天気でした。 辛い気持ちや不安な気持ちに苛まれることもありますが、 ふと目の前に飛び込んでくるピンクの花びらが、 そんな私たちの心をほんのひと時でもラクーにしてくれますよね。 年度末、環境の変化にワクワク、ドキドキしながらも、不安な気持ちを抱えてい

    • セルフコンパッション 自分自身が自分自身の良い伴走者になる

      「セルフコンパッション」という言葉が最近の心理の流行でもあります。 セルフコンパッションとは、簡単に言うと「自分に対して思いやりの気持ちを向ける」ことです。 北京オリンピックで毎日熱戦が繰り広げられていますが、 みなさんは、何か大切な仕事やイベント(試験や試合など)で、すごく悔しく辛い思いをした時 自分にどんな言葉をかけますか? 「自分は本当にダメなやつだ!」 「いっつも自分は大事なところでミスをするんだから」 「ま、いっか。どうせやっても自分にはできないんだし」 「ミ

      • Red あかくてあおいクレヨンのはなしを読んで

        こんにちは。ご無沙汰しています。心理屋さんRootです。 最近、LGBTQの方とお会いすることも増えてきて、セクシャルマイノリティ関連の研修会に参加し始めています。 先日、ある研修会で紹介されていた絵本がとっても良かったので、ご紹介します。(他にもたくさん紹介していただいたのですが、まずは) それが、「Red(レッド) あかくてあおいクレヨンのはなし」(マイケル・ホール作)です。 レッドと書かれたラベルをまとった、青い色のクレヨンと、その他の様々なカラーのクレヨンたち

        • トラウマを克服する 〜EMDRのすごいところ〜

          今日は、トラウマ治療の現場から、お伝えさせてください。 Rootでは、トラウマ治療にEMDRを用いることが多くあります。 EMDRとは、Eye Movement Desensitization and Reprocessingの略で、 日本語では、眼球運動による脱感作と再処理法と訳されます。 (詳しくは、こちらも参照ください) ん?眼球運動って何だ?目を動かすの? 心理療法なのに??と思われますよね。 そうなんです。カウンセリングでは、実際に目を左右に動かしていただきます

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          プロフィール

          note始めてみました。普段は、臨床心理士・公認心理師という、心理屋さんを生業としています、Root(ルート)です。 ちなみに、社会福祉士と保育士の資格も持っています。「そんなに資格ばっかり取って、どうするねん?」というツッコミをよく受けますが、心理屋さんというのは、とても不安定なお仕事で、こんなに頑張って大学院行って修士を取った後も、非常勤の掛け持ちがザラなんです・・・ ということで、「いつでも、どこでも働けるように勉強したことは活かしておこう!」ということで、めちゃ頑

          今の自分を変えたい、変わりたいと思っている方に。

          はじめまして。noteはじめました。 臨床心理士・公認心理師をしています Rootです。 このnoteは・・・ お子さんの不登校のことで悩んでいる、 子どもが学校に行けないのは「親のせいではない」と頭では分かっている。 けれども 「親の自分も変わりたい」 「親が変わったら、子どもも変わっていくかもしれない」 と願って、頑張っている親御さんたちへ・・・ また、 子育てに関わることで悩んでいる、 子どもの行動に必要以上に心配になったり、イライラしたり こんな自分は親として

          今の自分を変えたい、変わりたいと思っている方に。

          子どもたちの言葉にならないSOSを知る

          不登校のお子さんに限らず、子ども達が出すSOSにはどんなものがあるでしょう? イラストのように、分かりやすく子ども落ち込んでいたら、「あ、何か困っているのかな?」と親は気づきやすいですが、子ども達のSOSは、案外親御さんに気付かれていないことが多いです。 言葉で考えて、言葉で表現する力のあるお子さんや 状況を冷静な目で見ることのできるお子さんなど お子さん自身の発達や能力によって あるいは 親や大人との信頼関係(自分が何を言っても相手は話をしっかりと聴いてくれると思っ

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