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商品ばかり作ってるとろくなことがない/083

自分のことをつくづくクライアントワーカーだなと思う。

抱えている仕事の中で、喜々として取り組むものと、信じられないくらい腰が重いものが明確に分かれる。
前者はクライアントありきの仕事。具体的にはインタビュー案件や、メルマガのコンサル、新規事業の提案など。
後者は自分の商品づくりだ(厳密にいうと自分の商品を"新しく"つくること)。

ご存知の方もいると思うが、Voicyとかで僕が「これをやろうと思っています」と言ったことは、十中八九やらない。その中でもやらない確率が高いのは、商品づくりに関すること。
たとえばマーケティングの教材をつくる、的な話は1年半くらい前から言っている。いろいろな事情があり、ようやく着手し始めたが腰が重い。重すぎる。

そこでふと思った。
だからこそ、Webライターラボに人が集まってくれているのかなと。

仮にこれが逆だったら、つまり自分の商品作りを喜々として行い、クライアントワークを渋々やっている状態ならどうか。
どこぞのインフルエンサーのように、情報発信することが仕事になる。自分の商品をつくること、売ることが仕事になる。
商品作りに注力しているので、マーケターとしてのスキルは上がるがライターとしては停滞したまま。そうなるとラボの質が落ちて退会者が増える。そこでまたマーケティングを頑張ってライター業がおざなりにする。するとまたラボの質が下がって……みたいな地獄の無限ループにハマる。

商品はあくまで自分の本業から派生したものに過ぎない。僕の場合はライターという本業から派生したものがWebライターラボである。このスタンスが崩れると全てが崩壊する。本業を頑張ること is キングなのだ。

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