虐待?老々介護での疲労から 思いやりから生まれる追い込まれ~自責と感謝

父の様子がかわっていた
元気がない
できない できない ということが増えた

これらは少し前から増えていたと思う
でも、今日は違う

母に聞いてみた
『施設に入れって言っちゃったのよ』

これか

母の様子も変わっていたのを見逃していた
母も限界を突破していたのだ

母は3食、父の体のことを考えて料理をしている
他にも 
薬を飲み忘れていないか?ごはんのかたづけしたのかしら?
運動したかしら?お菓子を食べすぎていないかしら?
水は飲んだかしら?ウンチは出ているかしら?
いつも気にかけてあげている

自身のことができなくならないように
洗濯物干し・お皿洗い・リハビリの準備・着替え・髭剃り…
それをできるように準備をしている

通販などにすぐに申し込んでしまう父を見張り
衛生面に疎い父の身の回りに常に気を配る

寝ている間も父が眠ったのか?トイレに行ったか?
倒れていないか?
生きているのか?

本当に24時間365日

202012月に入院してからずっと

もうおうちに帰れないといわれた父の奇跡の帰還
それから2年間
ずっと
母はビクビク・ヒヤヒヤ・ドキドキしながら日々過ごしている

お母さん、きづかずにいてごめんなさい
そういえば、限界だって言っていたね

お母さんの話をもっときいてあげよう
お母さんが楽になることを探してあげよう
おとうさんばかりではなく
お母さんの様子をももっと見てあげよう

お母さんに振り回されるのが嫌だから距離を置いていた

でも
お母さんがいてくれて
味方になってくれて
励ましてくれていることで救われています

「たいへんだね」
「頑張っていると思うよ」
「あなたは強いね」… いつもありがとう

お母さんの方が凄いよ
私なんか、まだまだ

2年が経った
これからどんな生活になるのだろう


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