父の変化① ~母への思い⁈

父が生死の淵から戻ってきて2年とそろそろ5か月 
介護は本格化している

父のために
言葉のとおり『身を粉』にした母

歩けなくなってきただけではなく、元気もなくなってきてしまった母

それでも
生死の淵を彷徨っていたこと、帰宅できた後の献身的な母の介護を
覚えていないっ
と平然と言う父
本当に無神経

どれだけ母が苦労してきたのか
一時は虐待ではないかと思うほど暴言を吐いてしまうほど元気があったが
今は元気がなくなってきている

アレ?
父が母に対してやさしくなってきている?
いいかえれば従順になってきている気がする

何かものを決めるとき
『決められない』『頭がはっきりしない』ということが多くなってきている
体はリハビリのおかげで動くようになっている気がするが
感情や記憶が少し鈍ってきているのか?

母が怒りすぎたのか???

もともと父は母のことを自分の勝手な思いで思っている
してほしいことをするのではない
こだわりも強いので、思いやりの言葉はなく、いつも事実ばかりを
ぶつけていて 感情の交流はあまりないように見える

でもようやく、母がしてほしいことをしてあげれるようになってきているように見える
父も娘や孫を思うよりも母を大切にしているように見える

母は感じていないようだけれど…
教えてあげよう

母が弱くなってきたからなのか?
父が弱くなってきたからなのか?
ようやく本音でぶつかり合った結果が出てきたのか??
はたまた
今まで一方的だったことに気づいて 母を思うことを体現し始めたのか???

歳をとる
大変なことだ
けれど、むきあって生きている両親はとてもすてきだと思う

いまが幸せなのかもしれない


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