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【イルルカSP】しりとり縛りで段位戦 #4

前回の記事

前回はメタルスターを軸にした赤霧かばう構築を作成しました。いきなり赤い霧とかばうで守りを固めて、チェインや状態異常でアドバンテージを得る並びです。

今回は裏メンバーの構築を考えていきます。

チェインアタッカーの裏メンバー

裏メンバーの役割は、表メンバーが使用したチェインを起点に、連携の高火力で相手を制圧することです。
表メンバーが防御的な動きを重視している分、裏メンバーは火力に振り切った構成にしたいです。

チェインと連携の仕様

チェインは3ターンの間、味方全員が最初の1体目に続いて行動できるようになり、さらに連携が必ず発動するようになる呪文です。連携中は味方が行動するたびに与ダメージが10%ずつ増加し、さらに相手の相殺・マホカンタ/アタックカンタ・カウンター/亡者の執念などの受動的な要素をほとんど無視できるようになります。
行動順補正・火力強化・特性無視と強力な要素が詰まっています。
実はジョーカー2の頃から存在していましたが、連携システムが無かったのであまり使われていなかった印象です。

チェインパーティに必要な要素はざっくり以下の通りです。
・超こうどうはやい&スモールボディで真っ先に動く先導役。
・連携対応技で火力を出せるアタッカー。
・その他サポーター(チェイン解除されたときの誤魔化しや再起動など)

表メンバーの赤霧かばうと比べると必須事項が少ないため、多くのモンスターで代替が可能です。しりとり縛りの裏メンバーは好きな文字で始められない分自由度が低いため、必須事項が少ないのは好都合です。

メンバー選抜

まず「マジェスドレアム→ムドー」の並びを採用したいと思いました。どちらも優秀な特性と耐性により、単体性能が非常に高いモンスターです。多少強引にでもしりとりを接続して採用する価値があると思いました。

名もなき闇の王の「ウ」からスモールボディを1体経由しつつ「マ」に接続する方法は2パターンありました。「ウィンデオ→おおめだま」と、「ウィッチレディ→いわとびあくま」です。どちらを採用するのがふさわしいかを考えます。

ウィンデオ→おおめだま

・特性ラブリー/ギロギロと、おおめだまのマインド/混乱/封じブレイクにより、状態異常を交えた連携ができる。2ターンかけて相手を殲滅するプランが狙えるかも。
・ウィンデオは素早さがそれほど高くなく、秘めたるチカラ込みでも上位に劣る。

ウィッチレディ→いわとびあくま

・両者ともバギ系のコツ/ブレイクを持っており、バギ系の火力が高い。
・ウィッチレディはスモールボディの中でも素早さが高く、スキルで素早さを上げれば先制行動しやすい。
・ウィッチレディはHPがとても低いが、代わりにMPが高い。マダンテやメガンテを使いこなせるかも。

今回は、状態異常を交えた連携に着目してウィンデオ→おおめだまの並びを採用することにしました。

型紹介

ウィンデオ/おおめだま/マジェス・ドレアム/ムドー

※注意
イルルカを始めて1ヶ月経ったばかりの初心者なのでかなり適当です。

ウィンデオ

新生:ギャンブルカウンター→超こうどうはやい(+ダメージ増ボディ)
SP化:バギブレイクSP/ダメージ増ボディSP/ラブリーSP

チェイン先導役。超こうどうはやい&スモールボディの優先度で行動できる。使う特技はいてつくはどう/獣王げきれつしょう/ベタン/たいあたりのいずれか。
4ターン目以降なら秘めたるチカラの効果が発動して素早さが1.1倍になる。SP化してしまうと仕様が大きく変わるためSP化せずに運用する。

おおめだま

新生:ひん死で会心→AI3回行動
SP化:ギガキラーSP/スタンダードキラーSP/マインドブレイク

チェインアタッカー兼状態異常撒き。マインドと混乱で止めた相手をはかいのひとみ&黒くかがやく炎で攻撃する。
ダークビューティーのスキルで斬撃/体技封じの息とまどいの息、そして2種類の全体攻撃技を覚えられるので相性ぴったりだった。
特技モーションがやばい。連携だとモーションが見れないのが残念。

マジェス・ドレアム

新生:超ギガボディ→スモールボディ
SP化:いてつくはどうSP/つねにアタックカンタSP/てんしのきまぐれSP

チェインアタッカー2体目。邪竜神ナドラガの馴染みのスキルを連発する。
スキルのマジェスドレアムを持たせているのは(型を流用したから)チェインや赤い霧を解除されたときに轟雷を使えるようにするため。

ムドー

新生:ヒャド系のコツ→こうどうおそい
SP化:HPバブルSP/吹雪ブレスブレイクSP/デインブレイクSP

万能型。オーロラブレスで連携に参加したり、クィーンのスキルで回復したり、チェインの再起動をしたりできる。
相手の特性いてつくはどうでチェインを解除されたときに、おおめだまの状態異常+ムドーのチェイン再起動で巻き返せたことがあった。

構築の感想

良い点

・チェインが通せたときの制圧力が非常に高い。
・ウィンデオもおおめだまもおそらく普段の対戦では使われていないモンスターだが、チェイン状態なら足を引っ張ることなく活躍できる。最適解でないメンバーでも十分強い動きができるので、チェインとしりとり縛りは相性が良い。

悪い点

・特性いてつくはどうや黒い霧でチェインが通せないとつらい。
・ミラーマッチでは先導役のすばやさの差で負ける。
・表メンバーでチェインを起動する負担がやや重い。表メンバーの自由度の高さで裏メンバーをフォローするような構造になる(それ自体は悪くない)


今回はここまでです。表メンバーと裏メンバーで綺麗に役割分担する構築が組めてとても満足しています。
赤霧チェインは耐久&コンボ寄りのパーティなので、しりとり縛りで運用するのは難易度が高いと感じました。ポケモンで例えるならタイプ統一で受けループやバトン構築を組むようなものでしょうか。
次回は初動から攻撃的な動きができる構築を組んでみたいと思います。

ここまで読んでいただきありがとうございました。