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【日記】私による私のためのふわとろオムライス/2023.12.30

今晩はオムライスを作った。一年がんばった自分へのごほうびとして、一番の好物を食べたくなった。

まずは玉ねぎの皮をむいてみじん切りする。いつもは面倒くさくてミキサーでガーッと粉砕するんだけど、今日はちょっと丁寧にやりたかったのでがんばって細かく切った。

玉ねぎに切込みを入れて、縦横いろんな方向から切っていく。手が滑る。思っていたより大きめのみじん切りになってしまった。
みじん切りを上手くできた試しがない。ちゃんと細かく切れたと思ってもでかい欠片が残っていたりする。目が痛くなってきた。目を細めながらぼやぼやした視界を頼りに切っていく。

ピーマンと鶏のささみもみじん切りする。ささみの筋の近くに切込みを入れて裏返し、包丁の背で筋を押さえながら前後に動かすと筋が綺麗に取れる。この作業、毎度のことながらめんどくさい。めんどくさすぎてささみを使った料理を控えていたこともあった。でもヘルシーでおいしいからたまに食べたくなる。

切った材料を炒めてケチャップで和える。ケチャップはちょっと火を通して酸味と水分を飛ばした方が、ケチャップライスがベタベタにならないらしい。Eテレのすイエんサーで学んだ。

具材とケチャップが入ったフライパンにご飯を投入。家族4人分のご飯をフライパンからこぼさずに混ぜるのは結構難しい。
塩コショウを入れるのを忘れていたことに気付いて、横にいた母が適当な量を振りかけてくれた。なんとなく振るだけでちょうどいい味付けにできる母の感覚、すごい。経験値の違いを感じる。

ケチャップライスが完成した。フライパンを洗って、卵を焼く。「卵いっぱいあるから今日はどんだけでも使っていいよ」って母が最高の一言をくれたので、晩ご飯担当の特権として自分の分だけ卵を3個使った。超ぜいたく。わたしは昔ながらの薄焼き卵のオムライスより、断然ふわふわ半熟オムライス派だ。3個使うことなんて滅多にないのではしゃいだ。

卵を割って牛乳を入れてかき混ぜる。牛乳を入れすぎてしまったけどそのまま進める。熱したフライパンにバター少しとサラダ油を多めにひき、卵液を勢いよく流し込んですぐにかき混ぜる。

まだちょっと火通ってないかな……と思ったところで火を消すと、ヘラを持ってもたもたしてるうちにいい感じの半熟具合になる。今日は珍しく家族4人全員分の卵をふわふわに仕上げることができた。
自分の分の卵3つ分の卵液を流し込むとき、あまりに嬉しすぎて「Foooo!」って言ってしまった。嬉しい時にFooooって言うくせ、恥ずかしいからそろそろ直したい。このままだと上司や仕事相手の方の前でもFooooが飛び出てしまいそうな気がする。

これは母親の分

完成!見た目はそんなに良くないけど、味はおいしかった。最高。みんながおいしい〜って言いながら食べてくれてたのも嬉しかった。

たぶん今年の日記はこれで最後になる。
今年はバイトを辞めて転職したり、慣れない環境で仕事したりとかなり活動的な一年だった。本当によく頑張ったと思う。
毎朝ちゃんと起きられるのも、ご飯を美味しく食べられるのも当たり前のことじゃない。それを当たり前だと決めつけて自分の首を絞めたり、できなかった自分を責めたりしないようにしていきたい。

来年も気が向いた時に日記を書こうと思う。いいことばかりが起こるわけではないし、ネガティブなことも書くと思うけど許してほしい。どこかでこういう生活してる人がいるんだ、ふ〜ん、くらいの気持ちで読んでくれるとうれしいです。

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