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【日記】ぎんなんを踏んでしまった人たちの跡/2023.11.08

・アラームが鳴る時間は毎日同じなのに、すんなり起きられる日と起きられない日があるのはなんでだろう。寝る時間がばらばらというのも理由の一つだろうけど、前日の体調、夕飯に食べたもの、その日に憂鬱な予定があるかどうか……原因は無数にありそうだ。

・今日はなかなか起きられなかった。携帯の画面を眺めていると目が冴えてくるから、タイムラインを適当にスクロールしながら体が起きるのを待つ。本当に起きられない時は「起きろ〜〜!」ってツイートして自分を鼓舞している。そうでもしないと起きられない日も結構ある。実際、過去のツイートを検索すると「起きるぞ」「今日頑張ったら○○する」「眠すぎ」とかそういうしんどそうな嘆きがいくつも引っかかる。我ながらがんばって生きてるなあ、と思う。

・今日はずっと忙しくて、お昼ご飯を食べるタイミングを逃してしまった。先輩からもらったカントリーマアムで空腹を紛らわせながらがんばって、17時にようやくおにぎりを食べることができた。疲れた〜。疲れたけど、暇な日より忙しい日の方が何百倍も気が楽だ。周りの人のことを気にせずに仕事に没頭していたら一日があっという間に過ぎていくし、ひと段落ついたときには小さい達成感もある。

・それに、とびきり嬉しいこともあった。仕事でお世話になった人に、電話でものすごく褒めてもらえた。嬉しい言葉をたくさん言ってもらえて、喜んでもらえたのがたまらなく嬉しくてめちゃくちゃにやけながら話した。

・いい人ぶりたくて言ってるわけじゃないんだけど、今の自分の周りにいてくれる人たちは本当にいい人ばかりだなと思う。まあ、たまに「この人なんなの?」って人に出会うこともあるけど、そういう人とは距離をとるようにしている。居心地がいいなって思える人とだけ向き合うようにしてるから、そういう人だけがそばにいてくれるようになったのかもな〜と思った。

・ぎんなんがたくさん落ちている道がある。隣の席の先輩が「俺臭くない?」って言うからどうしたんだろうと思ったら、「ぎんなん踏んでしまってさ」って靴の裏を見せてきた。私も結構踏んでしまっているから、先輩よりも自分の匂いが心配になった。
あまりにもたくさん落ちている道があって、そこを歩くたびにどうすれば一つも踏まずに越えられるのかいつも悩まされる。数メートル先を見ると、潰れたぎんなんの跡が地面にたくさん張り付いていてぎょっとする。うっかり踏んでしまった先人たちの跡に目をやりながら、極力つま先だけを使ってぎんなんを避けていく。それでもやっぱり踏んでしまう時もあるから、踏まずに歩ける方法を知っている人がいたらぜひ教えてほしい。

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