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【日記】眼精疲労に効くツボ全部指圧されたい

眼精疲労がすごい。月曜の朝からずっと目が疲れている。
蒸気でホットアイマスクでは物足りなくてホットタオルを目の上に乗せているんだけど、翌日の昼頃になるともう何をやっても目が霞んでくる。

このままだと午後の仕事に支障が出そうだなと思ったので、昼休憩の時間に眼精疲労に効くツボを調べた。

このサイトに記載されているツボを一つ一つ押していく。
調べてみてわかったんだけど、眼精疲労に効くツボって、目が疲れているときに無意識のうちに押しているところばかりだ。目頭と鼻の付け根の間も、眉下のくぼみも、頬と目の間のくぼみも、全部押し慣れている。ツボを知らなくても、自分の不調を和らげる方法をとるようにできている人間の身体ってすごいなと思った。

すべてのツボを指圧して目薬をさしたら少し楽になったんだけど、夕方になるとやっぱりどうしても疲れてくる。
わたしの手が2つしかないのがもどかしい。何本もの指で、すべてのツボを一気に指圧して欲しくなった。そうしたらたぶんめちゃくちゃ楽になると思うし、仕事しながら目も気持ちよくなれる。かっさみたいに片手で持てる、目の周りのツボの部分だけをダイレクトに指圧できる便利アイテムがあったらいいのに。そんなことを考えていても眼精疲労はよくならないので、今日はスマホを見すぎずに早く寝ようと思う。

空を見上げたら、Xの雲があった。空までXになってしまったらしい。

今日も疲れたな〜って帰り道に空の方をぐっと見上げたら、松の木の枝がいくつも重なっていてすごく引き込まれた。視線がどんどん上の方に吸い込まれていく感覚になって、思わず一枚撮った。

最近、空と地面ばかり見ているような気がする。高校の時、部活の顧問の先生に「お前は視野が狭い」と言われたことを思い出した。初めてそう言われた時からずっと頭にこびりついていて、ことあるごとに思い出してしまう。当時はその言葉の意味がわからなくて、どういう意味ですか?って聞いたら「大人になったらわかるよ」と受け流されて、ものすごく悔しかった。先生が何を言いたかったのか、今はなんとなくわかるんだけど、それでも悔しい。わたしは確かに視野が狭いところがあるのかもしれないけど、わたしだけが見ているものだってあるはずだ。

例えば、歩道に落ちている目薬。なにか小さいものが夕日に照らされて光っていて、なんだろう、と思って近づいたら目薬だった。夕方の光を閉じ込めたみたいに見えて綺麗だったから撮った。

カメラフォルダを遡ると、落ちているものの写真とか地面に生えている植物の写真が結構あった。下を見て歩くことは、一般的にはよくないこととされている。でも、下に視線を向けることで、見えなかったものが見えてくることだってあると思う。視野が広い人が目を向けないものに目を向けている瞬間があったっておかしくない。先生、視野が狭いからこそ見つけられるものだってあるんですよ、って、言えるものなら言ってみたかった。先生には見えていなくて、わたしには見えているものが一つでもあればいいなと思った。

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