しずけさのなかで

5月17日

「あんた　ゆめをみているね」

なにかのアニメのセリフが
アタマのなかで響いている。

ゆめのなかで
ゆめを見ていることを指摘されて
ハッとする。

そんなシーンが
わたしの中にも
ずっと
続いているような感覚。

相変わらず
カラダは
おもくだるい。

痛みもある。

オマケに
生理ということもあって
なかなかの
どんよりぶりだ。

もしかしたら
この生理が
人生最後の
生理に
なるのかもしれないな…
と思うと
また
涙がでた。

海に行きたいな

コメダに行こうかな

この先どうやって生活していくんだろう

あした　しごと　いきたくないな

アタマの中に
いろんな思いが
うかんでは消え、
うかんでは消え…

しずかに
しずんでいく

はぁ～　
な～んもしたくない

そう

これは
宇宙の流れで言うところの
「収縮」
「静止」
のサイクル。

放っておけば、
そのうち
「拡張」
がやってくる。

「静止」していても
おもしろがることだってできるし、
わらったり
おこったり
ないたり
感情は動く。

おなかだってへるのだ（笑）

ただなんとなく、
プールの底に
沈んでいるような
感覚が
ずっと
在るっていうだけ。

しずけさの中に
在る。

わたしは
この
しずけさが
けっこう
すきだ。

「どこまででも
落ちてゆきたい」

そう望んでも
いつか
必ず
底につく。

それまでは
落ちるに
まかせよう。

しずかに

しずかに

ただ

そこに

いよう。