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はじめての体験はそれだけでうきうきする

5月10日(日)
明日の大腸カメラ検査のために
はじめて大量の下剤を飲むことに。

病院から
粉の状態でもらってきた
袋の大きさに一瞬ひるんだ。

「ずっとトイレにいて
 全く眠れなかったという
 患者さんもいます」
という話をきいて、

「どんだけ苦しいんだろう…
 だいじょうぶかな、わたし」
と憂鬱になる。

未知なる体験は
予測できないから、
こわい。


だがしかし
今日になって、
あまりの下剤の袋のデカさに
笑えてきて

「記念に撮っておこう♪」

写真を撮り始めたくらいから
なんだか
急に
たのしくなってきた。


不思議と
ウキウキする!笑


ひとりで
慣れない自撮りに
苦戦していたら
娘が来て
「一緒に撮ったろっか?(←名古屋弁)」
と撮ってくれた。




でかい。

大人の頭より
でかい。


その大きな袋に
お水を入れて
混ぜる。



いや
ほんと
でかいって!!


《本日のスケジュール》

18時 重湯を茶碗1~2杯のむ
19時 下剤1を飲む
20時 下剤2を飲む
あとはひたすらにお腹の中のものを出しまくる!!


この大きな袋は
「下剤2」のほう。

看護師さんが
「冷えている方が
 飲みやすいって
 おっしゃる患者さんが多いです」
と教えてくれたので、
20時に冷えているように
冷蔵庫で保管。

で、
はじめて
重湯なるものを作った。

つくり方はこちらを参照にして

重湯をつくるのも
はじめてで
こちらもわくわくする。


ちょうど
18時に出来上がって
食べることに。

画像5


おいしい。

お腹が
膨らんだ気がした。


下剤を飲む。

すんごいまずい。

「180ccを15分かけて飲むように」
と指示をされたとき、
普段から
よく水分を摂るわたしは
「いやそんな少ない量、
 ぐびぐびいけるでしょう!」
と思っていたけど、
まずくて
ちっとも
飲みすすめることができない。

タイマーをセットして、
がんばって飲んだ。

飲みはじめて
ちょうど1時間経つくらいから、
お腹がうりうりしはじめた。

ちょうどこの日は
仲間と
Facebookのメッセンジャーで
ライブシェアをする日だった。

自分が体調を崩して
検査のために
こんなふうになるなんて
思ってもみなかったので、
参加できないかもしれないことが
すごく悲しくて、
同時に、
ハッキリと
その時の状況がわからないことで
みんなに
迷惑をかけてしまうかもしれないことが
申し訳なくて、
ちょっと思いつめた状態で
「下剤の都合で
 参加が難しいかもしれない」
とやっとの想いで伝えた。


そんなわたしに
仲間からは
「しおんちゃんの
 最善の方法をとってくれたらいいよ♡」
とあたたかい言葉がかえってきて
安心して
とても楽になった。

おかげで
トイレに行きながら
できるだけ参加する。
という
方法をとることにさせてもらった。

ずっとシェアしたかった
みんなでうたう
ということ。

オンラインで初挑戦。

その日の発表順は
すでに決まっていたけれど
「今ならできるから、
 順番を代わってほしい」
と伝えて
一番に発表させてもらった。

その後も
下剤を片手に
発表会に参加して
途中で何度かトイレに行って、、、
をくり返した。


オンラインでの会が終わってからも
ひとり
ひたすらに
下剤を飲み続けた。

大腸カメラ検査をするために
理想の便の状態が記されており
その状態になるまで
下剤を飲み続けてください。
と書かれてあった。

一度は
大腸カメラ検査に理想の状態になったのに
再度トイレに行ったら
また一つ前の状態に戻っていたので
「これはまずい!」

もう一度下剤を飲んで…
出そうと思った。

この時の記憶が夜中の2時。


そこで
力尽きて寝てしまったようで
気がついたら
起きる時間になっていた。

朝6時。

お風呂に入って身体を温める。

さぁ、出かける時間だ。




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