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許認可が取れない!店舗の賃貸借契約後のトラブル

以前、僕がまだサラリーマンの頃に勤めていた会社で、別スタッフが一件のカフェ店舗の契約をいただきました。

契約も終わり、内装を始めた借主様にその後の展望を聞くと、いずれ夜はアルコールを出すというおしゃれなお店をやりたいと。

そうしてとてもいい雰囲気のお店が出来ました。

しかし、お酒を出すなら取得しないといけないのが「風営許可」。

すると、なんとそのお店から100m以内に小学校があったため、風営許可がおりないと・・・。

お客様茫然。

担当スタッフ困惑。

今回の不動産会社としての営業に関しては落ち度はありませんでした。

カフェですから。

しかしお客様は事前の調査を怠ってしまっていました。

こんなことがないように、仲介する側も借りられる側も、しっかりと事前に下調べを行わないといけませんね。

気を付けましょう。

【執筆者について】 榎本 敦史 1976年10月20日、淡路島に生まれる。 学習院大学卒業後、プロミュージシャンを目指し夢に破れたのち、不動産会社を転々とし、2008年に「ルームキューブ株式会社」を設立、代表取締役に就任。