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毒展@国立科学博物館
上野の国立科学博物館で開催されている~毒展~に行きました。まず、上野駅。上野は北の地方との乗り継ぎの拠点。一時よく常磐線に乗っていた時期があります。日立を抜けていわき。東北新幹線や秋田新幹線の起点も上野ですね。「上野発の夜行列車」ってあるくらいですもの。以前は上野は東北の方言で溢れかえっていたかもしれません。(そを聞きに行く)
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上野駅ってこんなおしゃれな建築だったかしら?前はもっと古くさくて駅ビルに飲食店が入っていたような?もっとにぎやかでうるさい見た目だったような?水色の電車(京浜東北線)で父に連れられてよく国立科学館、国立博物館にきていました。そして、楽しくなっちゃった父はわたし(子)とはぐれ毎回、館内放送されちゃうんですね。「misuzuちゃんがお連れ様をお待ちです」って。
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上野にいる人って幸せそうにしていませんか?中高年が多いけれど、いつも感心するんです。思い思いに機嫌良く過ごしている感じがなんとも好きなんですよね。今日(11日)は修学旅行生もいました。お子さん連れはほとんどいなかったかな。東京芸大もありますね。高校の友人についていって中に入ったことがあります。いい場所にありますよね~。
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すっかり秋ですね。心地のよい季節はもうすぐ終わってしまいますね。来週にはすっかり寒くなってしまうかもしれません。
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建物、味があっていいですよね。以前は正面から入れたような気がするんだけどな。
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鉄道といえば新橋。新橋近くだから上野に機関車があるのかしら?鉄オタ歴史専門の方にお話を聞きたし。
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列車っていいよね。フォルムがかっこいいよね。列車に乗ってたモースが大森貝塚を発見したというはなし。誇張もあるかもだけど、好き。
そして、特別展。毒展に入ります。
知っていたけど、中村悠一さんのお写真が…。
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会期中、中村悠一さんのナレーションを会期中何度でも聞けるらしいアプリなんですけれども、よく分からなかったので音声ガイドをお借りしました。受付のお姉さんがアプリだと何回も聴けますよ!とおっしゃる。これではまるで、中村悠一のガチファンみたいではないか…。
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とはいえ、いい声ですよね。それにしても中村さんのナレーションは30分以上あり、ファンの方、必聴です。かっこいい感じのトーンではなくおもしろい感じ、かわいい感じ、多彩なナレーションが聴けます。
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聞きながら展示を見るのは不可能だと思い、一時撤退してベンチへ。じっくり聞いています。
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撮影可の展覧会。模型が多く工夫された展示。
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若干、模型でごまかしている感は否めません。美術展だともっと希少価値が高いものがたくさんおかれているけれど、標本や資料が中心なのです。
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ホルマリン漬けって、最近の小中学校で見かけないけれど、今でもあるのかしら?
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科学の模型を作る人に昔なりたかったのを思い出したり。天体の模型でもいいんですよ。以前、北斗七星の模型(距離と大きさを正確につくったもの)の作り方を玉川学園のイベントで教えていただきました。(発泡スチロールで作れるそうな。結局作らなかったケド)
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長らく水銀は薬だと思われていましたよね。水銀の毒によってヨーロッパでも日本でも多くの命が失われているように思います。梅毒の薬だとされていた時代もありました。(シューベルトとかベートーベン、ラファエロとかそんな話があったような?)
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さて、毒展はこんな感じです。
外に出ると、気持ち良い陽射しが…
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一昔前の学校のような?アカデミックな感じがするんですよね。この建物。
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さて、特別展の券で、常設展が一部見られます。
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おなじみフーコーの振り子。毎週のように見ていました。仕組みもよく分からなかったけれど、ずっとこのイメージだけは持っているんです。見ておくことは大切ですね。そして、今でもよく仕組みがわかっていません。
一番面白かったのは3Dシアター。結局、常設展での展示物で20年近く前からあるものが一番面白かったというオチです。(科学博物館にいったら、ぜひ見てくださいね。)
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さて、近くの国立西洋美術館ではピカソ展。しかもドイツの美術館から借りた物だというじゃありませんか…。国立西洋博物館は常設展も充実していてコローの森の道が続く絵や、ルーベンスの子どもの寝顔の絵を無性に見たくなることがあるんですよね。そしてなによりロダンの彫刻作品が充実しています。ロダン論を書いたのリルケだっけ?(独文の資料に挫折した思い出)
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西洋美術館前には彫刻があって、入場料を払わなくてもみることができるんですよ。
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考える人は世界で6体くらいあって、そのうちの1つが上野にある…ときいたことがあります。(うろ覚え)
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カレーの人々って美しいなあと思うのは、一人がどうこうではなくて、集団としてきれいなラインを描いているからなんですね。「人々」ってこと。
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ロダンの誕生日は11月12日(1840ー1917)秋も深まって生まれたんですね。カミーユ・クローデルとの話が好きすぎるのは「先生と生徒」というテーマに加え「芸術家とミューズ」というテーマ、ミューズは人格を持ちうるのかというテーマ、女性の社会進出などを考えてしまうんですね。才能あふれる女性でも男性の芸術家の後ろにいなくてはいけないのか…みたいな。いずれにしろ、カミーユ・クローデルのはなしは胸が締付けられます。
さて毒展の冊子。非常によくできています。ひょっとしたら展示会か、それ以上の詳しい解説がのっています。こんなに素敵な装丁なのに、小中学生のお子さんに読んでほしいな。科学を好きになってくれるだろうな。
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特別展の料金は一般2000円。いつからこんなに高くなったんだろう?これだけの価値はないとはいえないけれど、冊子を買って、家で音声ガイドを聞いたほうが案外よさそうです。
それでもやっぱり現地でみたら、ぜひ一緒に常設展をみてください。