～冥王星～（ １～１２ハウス）

冥王星のあるハウス、冥王星のあるサインについて。解釈に事欠かないと思いますが、自分がピンときた解釈を書き留めておきます。

冥王星との接触（特に個人天体に対して）は、感情的な危機を引き起こす可能性があるとされています。冥王星は「死と破壊の星」というイメージ付けがされています。ギリシャ神話ではハデス（ゼウスの兄弟・冥界の王）を意味します。

ハデスが娘ペルセポネを冥界に誘拐し冥界の王の妻にしたように、冥王星は何かを変容する（前と後とでは違ったものになる）力を示します。強力な力づけ、強制力。変わることで強くなるといった再構築の天体です。

例えば、１ハウスとかかわった場合、１ハウスに関して変容が起こるととらえることができます。トランシットの読みにもネイタルホロスコープの読みにも参考にできると思います。

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１ハウスの冥王星：独自の人生観を持っている。支配力が強く、自己本位に世渡りし、他者に従うことを嫌う。自分自身が重大なものであることを求め、自己の優位性を保持したい願望がある。徹底的な訓練をし、実体験に基づいて自己の力を強化していく。逆境からでも人生を上昇させる潜在的なパワーがある。人生の中で人格が変容することがあり、その変容を境に環境が大きくかわる体験をする傾向がある。天体の状態によっては、冷酷に敵を滅ぼしたり自己破壊に走ったりする。

強い自己崇拝を暗示している。自分の運命を特別なものと考え、独自の人生観を持つ。周囲を圧倒するような雰囲気を持ち、弱い人々の運命を揺るがすほどの影響力を持つ。人生観や運命を180度変える体験を生涯に一度する。