占い用

西洋占星術を学ぶうえで注意すべきこと・講座編

よし、自分でホロスコープを読めるようになろう!!

と、決意されたそこのあなた!!注意すべきことがあるのです。自習編は別のノートに書くとして、今回は講座を選ぶ上でのポイントです。先生の口から直接聞くことはかなりの勉強になります。現場に赴き、話を聞くという体験は貴重です。文字だけではつかみとれないものがあるんですね。もっと、実際に先生から話を聞く機会をつくってくださいね。

「カルチャースクール」でもよい先生はいるのです。有名でなくてもよい先生はいるのです。では、どのように先生を見極めればよいかということになるのですけれどもね。

①気に入った本の著者の講座を受けてみる。

一通り10天体・12サインを覚えたら、講座デビューの好機です!3冊くらいは読んだかしら?そのなかで、気に入った本の著者の話を聞いてみましょう。もちろん、著者が講座を開いているかは分からないけれども、1日イベントでもよいので、話を聞いてみるとよいでしょう。(「私」のことが知りたいのであれば、講座ではなく占っていただいたほうがよいかもしれません。)

本はわかりにくくても、話はわかりやすいこともあるし、その逆もあります。占いが得意なタイプ、エンターテイナータイプ、スピリチュアルタイプ、学者タイプ…等々。先生も人間ですから得意な分野は違います。生徒の理解の仕方もいろいろですから(図で理解するタイプ、実例で理解するタイプ、イメージで理解するタイプ、黒板の板書を求めるタイプ)相性があるでしょう。実際に講座をうけてみるのが一番です。

②問い合わせてみる。

どのような内容をどのようなペースですすめるのか。参考図書があったらそれはなにかを問い合わせてみるとよいでしょう。とくに、カルチャーセンターではといあわせが重要です。とあるカルチャースクールで一ヶ月2サインづつ説明して、有名人の実例をあげていく占星術の先生がいらっしゃったそうですが。この方、生徒のホロスコープすら何ヶ月も印刷してこなかったそうな。(半年で12サイン終了の予定だったのかしらん)で、講座の後半に有名人の実例を「読んでみてください」と言うそうな。(で、ワンツーマンとか地獄でしょ?)この生徒さんにとって、西洋占星術にいやなイメージがついてしまうことが嫌だわ。

とある東洋の先生は、「この本を中心に講座をしていきます」と、名言していました。この本は私の学生時代からの愛読書だったので、安心して受講しました。大正解でした。基本をきちんと教えてくださるよい先生でした。(高齢のため隠居されましたが)

はたまた、ある東洋の先生は、印刷したプリントを生徒が音読していきました。(国語の授業かい?)ほとんどスキルはあがっていないけれども、先生のお人柄と声によってすてきな占いをしてきたのだろうなあ…と思いました。(別件があって3ヶ月ほどしかうけずに辞めました。その半年後、講座なくなった)

で、本を指定しないこともありだとは思いますが…オリジナルテキストにこだわる先生ってけっこう危険なんですね。

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