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音色。

25日に向けて、着々と(当社比)準備を進めております。練習はもちろんだけど、体力とか柔軟とかそのへんやってる有様…ライブのお知らせも忘れんようにせんと^ ^

練習しながらいろいろ気づくわけです。ふきのとうのエレキは角田さんとか久保田さんとかが弾いているわけだけど、よく聴くとまあ細かい。Bye bye byeって曲がありますけど、サビの途中からフランジャーがかかるんです。あんなの再現できるかなあ。夜とかもね、歪んだ音だけじゃなくてコンプかけたソロもあるし、もうキリがないわー。

この「音色」。みなさん、この漢字、なんて読みます?僕は「ねいろ」って読むんですけど、学生時代「おんしょく」って読む人がたくさんいて、最初違和感があったんです。ところがじきに気づいたんだけど、エレキ弾く人からすると、エフェクターという存在ありきで音の色を変えていく前提だと、この「おんしょく」の方が言い当てているなあと思うようになりました。

一方で、生楽器は個体そのものが持っている音ありき。変えようのない色。で、ねいろ。その言葉の使われ方もニュアンスも読み方も僕自身の勝手な解釈ですけど、なんかひとりで納得していたところがあります。

今はアコギもエレクトリック化してしまい、オベーション以来、新たな「ねいろ」を持つものになりました。エレキギターってピックアップがシングルかハムかとかパワーのあるなしとかあるけど、基本的に極端な違いはないというか、ある程度の種類に分類できるのに対し、アコギは発展途上だからか、「アコギといえばこの音」的なやつが人によって差がありすぎてザッツ多様性、みたいになっている気がします。

今回われわれふきのとうトリビュートライブやるにあたり…前回もそうだったんだけど、コピーしていて、彼らの使っているエレアコの音がすごく気になるんです。ヤマハ、タカミネ、オベーション。黎明期のエレアコはピックアップもプリアンプも独特の「ねいろ」を持つために、かなりのクセがあります。

なぜこの話を書いているかというと、コピーしてて…日比谷の頃の山木さんのタカミネはコーラスがかかっている気がするんです。好きな人、どう思われますか?細坪さんのXSは特に何もかかっていない。ヤマハの初期のピックアップは正直ペラペラで、その反動でCWE以降やたらとパワーアップしてしまうんで、6弦の音がその時期のもの独特なんです。初期のマーティンの音が好きなんだけど、この時期独特の音に惹かれるという…刷り込みですね^ ^。

コーラスがかかっているかどうか、当日ぜひぜひ見に来てください^ ^

OAR Vol.6 Special Live
「徳永君と井上君、ふきのとうを歌う。第2幕ーひとりの冬なら来るなー」
期日 11月25日 土曜日
時間 18時30分開場 19時開演
チャージ 2,000円(ワンドリンク付き)
場所 Live House Final Stage (大分市中央町3-6-8 麻生ビル2F)

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