AG#15 Morris W-100D
Specification
トップ:松単板
サイドバック:ハカランダ合板 芯チェスナット
ネック:ワンピースマホガニー
スケール:652mm(25.7")
フィンガーボード:シマコクタン
ペグ:ダイカストDXゴールド
ブリッジ:シマコクタン
その他:LR baggs i-beam active
メキシコ貝唐草模様インレイ
About
1979-1980年のモーリスカタログの最終ページに憧れた同世代は多いと確信しています^ ^。前回のMGは次世代モデルでしたが、これは初期モデル。次世代以降はピックガードの形状が変わってしまうので、似ていない…マーティンかどこかからクレームでもあったんでしょうか?この3タイプの中で、このモデルだけトップが松なんですよね。えぞ松かな。松といえばヤマハお得意だった気がしますが。モーリスの中では珍しい感じです。スリーピースバックはモーリスの場合どんな意図があったんでしょうか?見た目?音色的には、マーティンの35のように抑えた感は全くない元気さです。インレイはツリー・オブ・ライフの部分のみ貝。ハカランダ合板は強度的にも薄くできる点でも合理的ということで、通常のローズウッドとは全然違う鳴り方をします。そういう意味ではストローク向きかな。
Story
これも数年前に壊れていたのをうっかり落札してしまい、仕方がないので徹底的に直してもらったらものすごく独特な鳴り方をするので手放せなくなったギターです。モーリスはがっちり作ってあるのでトップが歪む前にブリッジが取れちゃう。それもまた感心したところです。フレットも全取っ替えしたついでに指板もきれいに修正してもらい、なかなかのマイク乗りの良さをもった一本になりました。べーやんがこのギターを弾く時は大概フィンガーピッキングの曲だった気がします。ページ99とか聴いたのこれだったなあ。LR Baggsのピックアップは前オーナーによってインストールされていたのでそのまま使っています。カタログスペックはシマコクタンだけど、エボニー(黒檀)って言っていいくらい真っ黒。実際お店によってはエボニーと表記しているところもあるので混在しているのかもしれません。
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