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愛全奉全。

スガシカオの新譜がないか覗いたCDコーナーで藤井風に捕まる^ ^。

初回盤のボーナスはカヴァー集で、一曲目がSunnyだったから、即決。とはいえなかなかおっさんがレジに持っていくのには抵抗ありそうなジャケットだなあと今思うけど、買った時はまったく何も考えていませんでした(笑)。

Sunnyって一番最初に聴いたのは奥田民生がなんかのアルバムのボーナストラックでやってるのを聴いたのが最初。転調してどんどん上がっていく面白い展開ですが、ヴォーカルの人はもちろん、ジャズの人も好きな曲なんですよね?藤井くんはピアノ弾きながら?さらっと歌っています。

このカヴァー集もよかったけど、オリジナルの方も。こないだ書いた標準語と方言?の混ざり合う感じは面白いというか、どっちかというと、21世紀と20世紀、昔と今が行ったり来たりしているような感覚にとらわれます。これはうまいなあと思った。実際にはバックが分厚いからヴォーカルがその曲に溶けていて、かなり強く意識しないとつい曲を聴いてしまう。これはちょっと驚きました。狙ってんのかな。

方言とタメ口?が入ってる歌詞の曲は、コピーしにくいだろうな(笑)。コピーされた方がいいのか?それともされない方がいいのか?

歌詞カードを見て驚くのはオリジナルに全て英詞がついていること。直訳的ではない、とても、そうだな、参考書的な美しい表現が並んでいます。言葉の選び方、英語の話ですけどね、とても上手だなと思いました。あの歌詞はいいなあ。

タイトルの愛全奉全っていうのは、歌詞カードの中に掛け軸?書き初め?的にかかっている言葉なんですけど、アルバムタイトルLOVE ALL SERVE ALLを漢字で書いてるんですね。この日本語と英語を縦横無尽に行き来している感じ、こういうのを英語できるっていうんだろうなと思います。高校生に読んで欲しいな^ ^あの歌詞カードで買う価値じゅうぶんあります^ ^。いいアルバムです。

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