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TAKASHI⭐︎MONUMENT III。

1984年、高校3年生の春。高校3年になってもあんまり勉強に本腰入れてとかそういう感じになりきれていませんでした。常に考えていたのは今年の文化祭は何やるかとか(笑)かなりスケールの小さい野望だった気がします。ふつう高3でバンドとかやってたら外に出ること考えてますよね。小さい人間です。

ある日、前の年同じクラスで仲良くなった同じ「よーすけ」という名前の友人が「おい、今度大分でお前の好きそうなコンサートがあるからチケット買え」って教室にやってきた。今から思うと、彼は誰の「つて」でそのチケットを持っていたのかわからないんだけど、そのチケットを買って。

ジーグ楽器店の10周年記念コンサート。6月を楽しみにしていました。ところが。たぶんゴールデンウィーク明けのいつか、風疹にかかるんです。入院して。病み上がりでふらふらしながら農業会館に行った。会場は熱かったですね。アマチュアのコンサートのはずなのに熱量高かった。

その日初めて歌を聴いたひとりが今日の主人公、鳥越タカシさん。

歌の上手い人だなあというのと、ギターのサポートをしていた中野さんがアコギにディレイかけているのを聴いて、うおーすげえと思って。鳥越さんは当時カタログでしか見たことなかったYAMAHAのLAってモデルを抱えていて。ぶっ飛ばされたのを覚えています。

鳥越さんがしばらく離れていた音楽を再開されてから、縁あってギターのお手伝いをさせていただいて。今回リリースされたアルバムで、アレンジやギターを担当させていただきました。オリジナルで有名な曲は完コピで、と常日頃人に言っているのですが(笑)、鳥越さんのヒット曲「置時計」をまったく違うアレンジにしてしまいました。古くからのファンの人に気に入ってもらえるといいけど、ダメだったらごめんなさい。

「置時計」で時計の針の音が「チクタク」なのか「チクチク」なのか。鳥越さんがどっちも歌ってるんだけど、「チクチク」の時は自分の胸にチクチク刺さる時、というコメント聞いて「そういうことだったのか!」と思って。深い。

ニューアルバムTAKASHI⭐︎MONUMENT絶賛発売中です!

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貴重な機会を与えてくださった鳥越さんに感謝❗️

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