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手。

バンドやる時の醍醐味って音楽談義ですよね。そもそも違うバックグラウンドを持った人同士だから、そこに集まるってかなり奇跡的な確率というか。もちろんたとえばcharファン同士とかそういう共通項があれば背景の色合いは揃うわけですけど、それにしたってどの時期かなんてキャリア長い人の場合はバラつく可能性がある。共通項があってもなくても、そこで聞けるものはイコールその人の歴史で、なるほど〜なんていつも感心したり納得したりしてしまいます。

その人その人の観点が違うからその音の出し方とか使ってる機材とかにも興味津々になっていくわけですけど、中でも僕が興味あるのはどこに意識を持って音を出そうとしているか。たとえばギター、ベースなら右手か左手か。これにビギナーか中堅か上級かの違いがあるのかどうかは知らないですが…いやそんなことないか、僕自身は昔は左手でしたね。今は右手がちょっと大かな。ていうか両手か(笑)

どのギター弾いても同じ音になる人っているじゃないですか。うちのバンマスとか何弾いてもギブソン風の音になるのである意味羨ましいですけどね。本人はそれが納得行かないのか決してギブソンを買わないという(笑)。強くその人の好みの音があるというのはそれはそれですごいと思います。僕は自分の好きな音はもちろんあるけど、自分の好きな人の音にも興味があるので、その音の出し方全体に強く影響を受けてしまいます。

こないだcharコピーやった時もそうでしたけど…考えてみればアリスにハマった頃からそうだったんですよね。ギターを高く抱えてブリッジ側しか弾かないとかね^ ^

charファンの間ではピックの持ち方とか昔すごい話題になってましたけど、実際そうしてる人ってあんまりいない。まあどっちが正解とかないというか自分が弾きやすいのが正解ですよね。僕は谷村新司のコピーしてる時からピックの持ち方真似してたので、アルフィーの時は坂崎幸之助握りだし、charの時は真似するし…まあ自分がないというか…(泣笑)。右手や肘の角度はタッチに影響大きいと思うし、もう異常なくらいそこ見てるんで間違いなくおかしいという自覚ありましたが。

こないだ練習したバンドのみなさんと話していたら、もうそんな域は軽く越えて自分の弾き方や音でそれをやっちゃう人たちばかりで、ああまだまだ俺は序の口だったと改めて練習しないとなあって思わされました。上手い人たちと一緒に演奏できるのは本当にいい勉強になります^ ^

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