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リバーブ。

ラジオってもう車に乗っている時くらいしかゆっくり聴くことがなくなりました。

今日はほんとうにたまたま、帰り道で何気なくNHK-FMにチューニングしたところ始まったのがアルフィーの番組…あれ?23時くらいからじゃ…再放送なんですね。そういえばそうだった。

特集コーナーで取り上げられていたのは「はっぴいえんど」でした。オンエアされる曲は少なく、トークで語られていったんだけど、ふと耳に残ったのは、「はっぴいえんどはリバーブの使い方が洋楽」という言葉。

曰く、リバーブがかかっていないから目の前で演奏されているように感じる…なるほど。そのくだりでたかみーがひとこと「ガロのファーストアルバムもそうだった」うーんそうかな?そう言われて聴いてみると、はっぴいえんどはたしかにリバーブ薄いですね。ガロはというと…ノンリバーブというほどではないと思います。ボーカル…大野さんじゃなくて歌の方ですけど、その扱いがガロの方が重いというか、はっぴいえんど聴いていていつも思うのはボーカルも楽器扱いというか、独立していない感じなんですよね。この「歌」と「演奏」みたいに分かれていないところが、当時の日本では異質だったということなんだろうと思います。

はっぴいえんど、今聴くと聴けますけど、最初聴いた時はわかりにくいなあという印象でした。どこからどこまでが一番なの?みたいな気がして。まあ単に僕の理解力が乏しかっただけですけど。たしかに今聴くとバッファロースプリングフィールドに似てるなって思うけど、あの頃必死で歌詞を追いかけていたのでまったく印象ないです(汗)。音楽の聴き方って奥が深いですね。オンエアされたのは「空いろのくれよん」。改めて聴いてみて…やっぱりステレオセットで聴いて初めて意味がわかる作りになっていると思います。モノラルのラジオでは理解できんかったなあ(涙)。ペダルスティールかな?ああいう楽器の入れ方とかたしかにあの頃のウエストコーストの音完璧にフォローしてますよね。あの時代にそれができるってどんだけなん?って感じ。絶対に日本の田舎の人間にわかってもらおうとか思ってなかったでしょう^ ^。それより西海岸の連中と対等に渡り合うこと、だったんじゃないかな。恐ろしい人たち^ ^。

さて、1月も終わりですね。ひさしぶりに毎日書きました。今年のテーマは過去にすがらない。来月はどこまで行けるかな。

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