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奏でる音、紡ぐ言葉、哀しい予感

創作の源泉は、空っぽを抱きしめた時。朝焼けに悲しい予感を覚えたり、暮れてゆく黄金の夕日に胸を焦がしたりした時。喪失感の中で美しい感情と自分を見つめてきた。今までも、これからも。

満たされてる時はいつだって奏でる音も言葉も失って生きている。

いつかくるサヨナラは奏でるべき音と言葉にしなければいけない感情を僕に与えてくれる。

溢れて、失って、そんなこと分かってても飽きる程、繰り返して、感情が揺れて、途方に暮れて。

今は奏でることも言葉にすることもうまくできない。きっと僕は満たされているし、それに気付いている。

でもいつか僕はかけがえのないものを想って奏で、感情を言葉に変換しなくてはならない時が来ることを知っている。 そう、哀しい予感。

今は考えないようにしよう。
奏でる音も言葉も失って構わない。
弱気な僕を許して。

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