見出し画像

寂しい宰相

増税メガネと呼ばれるのは相当に嫌なのか、減税を言い出した岸田総理ですが、単年度の所得税減税なら効果としては一律給付と変わらないです。で、4万円を配る(若しくは徴収する税から差し引く)事で国民生活がそんなに上向きますか?というか、現金で4万円手に入っても物価高対策にどこまでなるか疑問です。

現代は色々な税金があって、所得税や消費税だけではありません。トータルで名目の収入の半分が税金で取られていると言われています。五公五民とか江戸時代みたいですね。国民一人当たりの名目GDPは46位なんだそうです。日本という国は金を持っているが国民は金がない、という事態に陥っています。5年前は20位だったんですがね。これはひどい。

という日本の舵取りをしている岸田総理ですが、税収の上振れ分の話をすれば財務大臣に即日否定され、所得税減税を言えば政府税調の宮沢氏に「単年度が常識だ」とケチをつけられ、所信表明演説には参議院幹事長に批判される。政府税調の宮沢氏は岸田総理のいとこです。親戚すらコントロール出来ない総理大臣。非常に厳しい。

政治家というか財務省エージェントみたいな連中が多すぎて、総理ですらボロボロにされる状況はやはり異常です。人事権はただ持ってるだけではやはり意味がないようです。宏池会の仲間であっても自分に対立したら容赦なく閣僚の首を飛ばすようでなくてはダメみたいですね。信長は正しかった。

確かにしないよりは所得税減税をした方が良いでしょう。でも景気に対する効果はほとんど無いし、「どんな形であれ、減税したのだから増税メガネと呼ぶな」という事を言うためだけにやる感じで最早憐れみすら感じます。

しかし、待ってほしい
なんかここまで来ると流石におかしくないですか?本当にそんな馬鹿が総理になれますかね?単年度の所得税減税なんて給付とスキーム的には同じなのが気づかない。どうも参謀役に人狼が混ざってる疑惑ありです。本人は直接いじめたりしないけど、周りに働きかけてターゲットをいじめて遊ぶ奴等のよう。ネットの岸田こき下ろし大会みたいのはネラーだった50代の官僚たちが好きそうなやり口だ。プーチンみたいに心臓病で倒れなきゃのいのだが。

では、またお会いしましょう。

頂いたサポートは創作活動に活かして行きます。